FX会社は顧客から受けた注文をDD(Dealing Desk)方式、またはNDD(No Dealing Desk)方式のいずれかの方法によって処理をしています。DD方式はFX会社内部で売り買いを完了させる処理方法、NDD方式はFX会社がインターバンク市場に直接アクセスをして売り買いをおこなう処理方法のことを言います。
インターバンク市場とは、大手金融機関やヘッジファンド、機関投資家が、機関投資家が出した大量の注文が集まる場所のことです。そこでは、注文を出したトレーダーと金融機関の双方が得をするレートで約定するようにオークション形式で自動マッチングさせます。つまり透明性の高い為替レートと言えます。
それぞれの注文処理方法には特徴があり、メリットやデメリットがありますので詳細を以下に説明いたします。FX会社の選択で重要なポイントとなりますので、皆様のFX会社の選定にお役立てできれば幸いです。
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DD方式の注文処理方法
DD方式(またはOTC方式/相対取引とも言います)の注文処理を行っているFX会社は以下のような流れで顧客から来た注文を処理します。
1.顧客から注文を受ける
2.FX会社が一旦決済を行う