スイングトレードとは数日~数週間、場合によっては数ヶ月に渡ってポジションを保有し続けるトレード手法で、FXトレードや株式トレードでよく使われています。1日に何度か取引を繰り返すスキャルピングトレードやデイトレードを短期トレードとするならば、スイングトレードは中期トレードにあたります。スイングトレードはポジション保有後に、あまりチャートを見る必要がないため、多忙でチャートチェックができない方に向いているトレード手法といえます。
スイングトレードの「スイング」とは、まさに振り子のようなイメージ。上がったら下がる、下がったら上がるといった動きを捉えていくトレード手法のことです。相場の動きがあたかも振り子の動き(スイング)のようであることからつけられました。そしてそのスイングの波にのってトレードするので、スイングトレードと言われています。
ここではスイングトレードのメリットとデメリット、またスイングトレードとは具体的にどのようなFXトレードを行うのかを例をまじえて説明していきます。
デイトレードについては以下のページに詳細に説明しておりますので、よろしければご覧ください。
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スイングトレードのメリット
スイングトレードはトレードコスト面でメリットがあります。例えばスキャルピングトレードはわずかな利益を狙う手法ですので、スプレッドなどのトレードコストの割合が大きくなり、スプレッドの広さに敏感にならざるを得ません。
しかしスイングトレードの場合は、一般的に小さな相場の値動きに捉われることなく100pips以上の大きな利益を狙うため、利益に対するトレードコストは無視しても良いぐらい小さくなります。
またスキャルピングトレーダーは取引業者を選ぶ場合、「スプレッドが狭い」という絶対条件の中で業者を選択する必要がありますが、スイングトレーダーはスプレッドをあまり考える必要がないため、スプレッド以外の「サーバーの強さ」、「サポートの良さ」、「信頼性」など色んな条件を考慮して取引業者を選択することができます。
またチャートの監視においても、日足チャートをメインにFXトレードをおこなえば、1日に一度チャートを確認すれば十分です。寝起きのチャートチェックでも、就寝前のチャートチェックでも問題ありません。FXトレードにおいて、頻繁にチャートをチェックすることをストレスに感じるトレーダーは多いと思いますが、そういう方にはスイングトレードはうってつけのトレード手法といえます。