チャート分析を極める

リスク回避のための移動平均線

2014年01月22日

前回の移動平均線の使い方で100本移動平均線を使用してトレンドの方向と強さの見方をお話しました。

しかし100本移動平均線ではトレンドの方向と強さは判断することは可能ですが、高値づかみ(底値づかみ)のリスクを回避できないのが難点です。

そこで、別の移動平均線を利用して、このリスクをできるだけ回避する必要があります。

ではまず下のチャートをご覧下さい。

MA5-1

100本移動平均線を一気に下抜けし、強いダウントレンドが出ています。

しかしほどなくして、トレンドは終了しだらだらした持合いに変化しています。

こういった場面では、どこが底値なのか判断する必要がありますが、このチャートを見る限り判断する材料がありません。

それでは次のチャートを見てみましょう。

MA5-②

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移動平均線の使い方

2014年01月17日

前回の記事で、最強のインジケーターは移動平均線というお話をしました。

「なんだ移動平均線か~」とがっかりされた方も多かったでしょう。

しかし、移動平均線は本当に使い方によっては最強のインジケーターになりうるのです。

MT4の自動売買で使用するEAでも、私の知る限り80~90%のEAで移動平均線は使用されています。

ただその使われ方は様々で、トレンドの判断のほか、エントリー判断、イグジット判断にも使われてるようです。

使用方法が幅広いのも移動平均線の長所でしょう。

さて、今回からは移動平均線の使い方について少しずつ踏み込んでいきたいと思います。

まずは移動平均線の中でも一番シンプルな単純移動平均線です。

インジケーターの中で最もメジャーなものですから、使われている方も多いでしょう。

問題は、「どういう使い方をするか」「何本移動平均線を使うか」です。

どういう使い方をするかについては、まずは「トレンドの方向と勢いを見る」使い方について説明します。

こういった使い方に向いているのは「100本移動平均線」などの長い足の移動平均線です。

本数については、それほど神経質になる必要はありません。

別に120本移動平均線でも150本でも200本でも構いません。

ではまず次のチャートをご覧下さい。

100本移動平均線①

赤いラインが100本単純

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最強のインジケーター

2014年01月16日

前回お話したように、まずは自分の取引スタイルに合ったインジケーターを決めることが大切です。

様々なインジケーターがありますが、どんなスタイルの取引を行うにせよ、絶対に外せないインジケーターがあります。

それこそがタイトルにあるように、「最強のインジケーター」です。

と、こう書くと今まで見たことも聞いたこともないような、宝物のようなインジケーターが出てきそうな誤解を与えるかもしれませんね。

実は私が考える最強のインジケーターは、少しばかりチャートを勉強した方なら誰もが知っているものです。

それは「移動平均線」です。

皆さんがっかりしたのではないでしょうか?

ほとんどの方が移動平均線のことはご存知でしょうが、「初めて聞いた!!」という方のために少しだけ説明します。

移動平均線というのは、一定期間のレートの平均値を出したものです。

例えば、5本移動平均線ならば

1本前 102.8円

2本前 102.5円

3本前 103.1円

4本前 103.5円

5本前 103.1円

となっていた場合、(102.8 + 102.5 + 103.1 + 103.5 + 103.1) ÷ 5 = 103.0

つまり1本前の足までの5本移動平均線の値は103.0円ということになります。

そして次の足が確定すると、またその値が更新されます。

その値の変化を線でつなげてグラフ状にしたのが移動平均線と呼ばれています。

さて移動平均線の説明はこれぐらいにして、なぜその移動平均線が最強のインジケーターなのかを説明します。

答えは「移動平均線だけでも利益を出せる取引ができる」からです。

その理由は移動平均線の考え方の単純さと、派生計算式にあります。

まずは移動平均線の考え方の単純さについてですが、これは皆さんが納得するところでしょう。

なんといっても、レートを足して本数で割るだけですから、小学生でも高学年になると値を求めることができるくらいです。

私が知る限り、これ以上単純明

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必要なインジケーターとは

2014年01月15日

インジケーターというのは、過去の値動きを決められた計算式にあてはめて数値化し、さらにパッと見て分かるように視覚化したものです。

インジケーターはチャート分析には絶対に欠かせないものです。

ちなみに自動売買で使用するEAは、このインジケーターを判断基準に売買プログラムを作成しているものがほとんどです。

インジケーターはとにかく数が多く、メジャーなもので数10種類、マイナーなものまで合わせると1000種類以上あるとも言われています。

初心者のうちは、とにかく沢山の種類のインジケーターをチャート上に表示させたがるものです。

チャートに沢山のインジケーターを表示させると、見た目にもキレイですし、なんとなく自分がトレード上級者になった気持ちになれます。

もちろんそれがキチンとした理由をもって表示されていれば問題はないのですが、そのほとんどが使い方も分からず、ただなんとなく表示しているようです。

初心者の方は、まずは自分がどういう取引をしたいのかを明確にし、そのために必要なインジケーターだけを表示させることを心がけましょう。

まずは、ひとつのインジケーターから始めてもいいです。

ひとつのインジケーターを表示して、色んな時間足のチャートを見て、値動きの予想を立てるような練習をしていると、「もうひとつこんなインジケーターが欲しい」と思うようになってきます。

それは最初のひとつめのインジケーターの見方や使い方がある程度身についた証拠です。

こうして少しずつ自分が使えるインジケーターを増やしていきます。

しかしどれだけ増やしても3~4種類ぐらいが妥当です。

インジケーターというのはメインのものを一つ使用して、その補助的な役割のインジケーターをいくつか使用すれば十分です。

もっと言ってしまえば、メインのインジケーターを一つ使いこなせれば利益を出すことができます。

まずはメインとなるインジケーターを決めて、それをimage必要なインジケーターとはの続きを読む

順張りと逆張り、どっちが良いのか

2014年01月14日

トレードは順張りがいいのか逆張りがいいのか?

皆さんはどちらが良いと思いますか?

この問題については、初心者だけでなく上級者の間でも議論されることがあるくらい、難解な問題のようです。

FX本を手にとって見てみると、「順張りが良い、順張りが良い」と口を揃えたかのように書かれているのではないでしょうか。

では順張りとはなんでしょう?

ひと言で言うと順張りとは「値段が動いている方向にエントリーする」ことです。

でも、ちょっと待ってください。

そう決め付ける前に、次のチャートをご覧下さい。

順張りor逆張り①

これは5分足チャートで現在のレートは黄色の矢印のところです。

しばらくダウントレンドが続いてましたが、トレンドラインを上抜け、さらに直近の高値も更新しました。

エントリー判断は「トレンドフォローで買い(ロング)」でしょう。

しかし次のチャートをご覧下さい。

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