FXトレードの注文方法

2017年12月22日

FXにはいくつかの注文方法があります。それぞれの方法をケースバイケースで使い分けることにより効率的なトレードが可能になります。いっぽうで、それぞれの注文方法の内容をしっかりと把握しておらず、間違えた発注をおこなえば、十分な利益を得られないばかりか、思わぬ損害をこうむることにもなりかねません。そうならないためにも、注文方法についてはしっかりと学んでおく必要があります。

FXの注文方法にはマイナーなものまで合わせると様々なものがあり、FX会社によっても異なります。ここでは、ほとんどのFX会社で利用できる代表的な注文方法について説明してまいります。

なお、当社はMT4 EAの開発を専門に手がける会社ですが、当社が作成するMT4 EAは様々な注文方法を駆使して、できるかぎり利益を得られるよう開発されております。MT4 EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください。

MT4 EA

成行注文

興味のある為替の値動きを見ていて「この値段で売りたい・買いたい」という瞬間があります。そんな時に使うのが「成行注文」です。「成行注文」は為替レートを指定せずに「今」のレートで売りと買いのどちらかを指定して注文をすることで取引が完了します。

FX業者の中には、この「成行注文」のことを「プライスオーダー」、「クイックトレード」、「マーケット注文」、「リアルタイムトレード」という名前で呼んでいるところもありますが、どれも『現在の価格で直ぐに取引を実行する』という「成行注文」と同じ意味です。

通常、FXのレートを見ると「売り」と「買い」両方の現在のレートが提示されています。今仮に、米ドル/円の為替レートが、売り(またはBID)が1ドル=100円10銭、買い(またはASK)が1ドル = 100円20銭と表示されているとします。

ここで成行の「買い注文」を入れると、1ドル =100円20銭で買うことができます。

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MT4 EAの取引履歴(2017年12月)

2017年12月04日

当社でリリース中の無料MT4 EAの取引履歴を確認いただけるページとなります。

公開している取引履歴は、皆様にMT4 EAを無料配布をした状態(デフォルト設定)から設定変更を一切加えず、さらに「重要指標発表」の時であってもMT4 EAのロット数調整や稼働停止をおこなわなかった場合の取引履歴となります。

MT4 EAは、重要指標発表時での取引を避けるのが一般的であり、通常はロット数調整や稼働停止などの措置をおこなうべきといえますが、このページでは「皆様にMT4 EAのポジション保有状況を把握いただく」ということを目的としていますので、MT4 EAをフル稼働した場合の取引履歴をご案内しています。

当社のMT4 EAを取得してリアルなFXトレードをおこなう場合は、重要指標発表の前後だけでもEA稼働を停止して、相場が落ち着きを戻してきたことを確認してから、MT4 EAを再稼働させるようなトレード手法を選択してください。

今月の重要指標発表の日時は以下となります。以下は日本時間での日程となりますので、この時間帯でのFXトレードにはご警戒ください。

・12月8日 米 雇用統計(22:30)

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DD方式とNDD方式の注文処理方法の詳細

2017年11月30日

FX会社は顧客から受けた注文をDD(Dealing Desk)方式、またはNDD(No Dealing Desk)方式のいずれかの方法によって処理をしています。DD方式はFX会社内部で売り買いを完了させる処理方法、NDD方式はFX会社がインターバンク市場に直接アクセスをして売り買いをおこなう処理方法のことを言います。

インターバンク市場とは、大手金融機関やヘッジファンド、機関投資家が、機関投資家が出した大量の注文が集まる場所のことです。そこでは、注文を出したトレーダーと金融機関の双方が得をするレートで約定するようにオークション形式で自動マッチングさせます。つまり透明性の高い為替レートと言えます。

それぞれの注文処理方法には特徴があり、メリットやデメリットがありますので詳細を以下に説明いたします。FX会社の選択で重要なポイントとなりますので、皆様のFX会社の選定にお役立てできれば幸いです。

なお、当社はMT4 EAの開発を専門に手がける会社ですが、当社が作成するMT4 EAは透明性の高いFX会社を厳選して運用できるようなかたちをとっていますので、安心してお使いいただけます。MT4 EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください。

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DD方式の注文処理方法

DD方式(またはOTC方式/相対取引とも言います)の注文処理を行っているFX会社は以下のような流れで顧客から来た注文を処理します。

1.顧客から注文を受ける

2.FX会社が一旦決済を行う

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FXトレードでのスプレッド

2017年10月24日

スプレッドとは、通貨の買値と売値の値段の差額のことでありスプレッドは各FX会社が独自に設定をしてFXトレーダーに提供しています。日本のFX会社はスプレッドが狭く、海外のFX会社は若干広めのスプレッドが設定されており、理由を含めて解説していきます。裁量トレーダーにもMT4で自動売買をおこなうEAトレーダーにもスプレッドは重要な要素です。

スプレッドを分かりやすく解説

スプレッドとは通貨の買値(ASK)と売値(BID)の差額のことでFX会社に支払う手数料とお考えください。以下画像は1ポンドあたりの日本円の価格をあらわしたもので、買値であるASKは148.334円、売値であるBIDは148 .324円となっていますので、その差額の0.01円(148.334円-148 .324円)がスプレッドになります。通常スプレッドは円ではなく銭であらわしますので0.01円は1銭になります。スプレッド(取引手数料)の設定はFX会社ごとに異なりますし、各種通貨ペアや相場状況によっても変動しますので予めご理解ください。

スプレッドの表示画面

日本のFX会社はスプレッドが狭いのですが、為替相場が大きく変動するとスプレッドが広がったり、スリッページ(ページ後半で解説)が発生するため注意が必要です。海外のFX会社は日本のFX会社よりもスプレッドが若干広くなりますが、スプレッドの広がりやスリッページの発生があまりありません。穏やかな為替相場でFXトレードをおこなう場合は日本のFX会社。激しい為替相場でFXトレードをおこなう場合は海外のFX会社を選択しても良いでしょう。またMT4を活用したEAによる自動売買をおこなう方は、いろいろな相場でのFXトレードが想定されるため海外のFX会社の選択が良いでしょう。

スプレッドの単位を分かりやすく解説

FXの世界ではスプレッドの単位をpips(ピップス)であらわします。例えば、米ドル/円のスプレッドを0.01銭、ユーロ/米ドルのスプレッドを0.01米ドル、ユーロ/ポンドのスプレッドを0.01ポンドとあらわすと脳が混乱してスプレッドの単位が分かりにくくなるためです。

米ドル/円やユーロ/円などの日本円が関係する通貨ペアはレートの100分の1の位である1銭(=0.01円)が1pipsとなります。日本円が関係していない通貨ペアは全てレートで10,000分の1の位が1pipsになります。例えば。ポンド/米ドルの買値であるASKが1.31139ドル、売値であるBIDが1.31129ドルであればスプレッドは0.0001ドル(1.31139ドル-1.31129ドル)になるので1pipsがスプレッドです。

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FXトレードでのスワップポイント

2017年10月16日

スワップポイントとは、FXトレードで得られる利益のひとつで、2国間の通貨の金利差のことを言います。通常、FXで得られる利益は売買の差額によるものが知られており、例えば100円で購入した米ドルが101円になった時に売った場合、1ドルあたり1円の利益を得られることになります。1万ドル保有していたとしたら、1万円の利益です。このような資産を売買することで得られる利益のことをキャピタルゲインとも言います。

スワップポイントは資産を売買することで得られるものではなく、資産を保有していることで得られる利益であり、銀行に預金をして利息を得るのと同じだとお考えください。このように資産を保有して得られる利益のことをインカムゲインとも言います。

今回はスワップポイントの特徴について説明していきます。

なお、当社はMT4 EAの開発を専門に手がける会社ですが、当社が作成するMT4 EAはスワップポイントを得ることを目的に作られたものではありませんが、スワップポイント以上の売買差益(キャピタルゲイン)を狙って作成されております。MT4 EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください。

MT4 EA

スワップポイントの仕組みと計算方法

なぜFXトレードをすることでスワップポイントが発生するのか、その仕組みと計算方法を説明します。

スワップポイントは各通貨の金利の差のことです。米ドルの金利が年利3%で日本円の金利が年利1%だとすると、金利差が2%あります。金利の低い日本円で金利の高い米ドルを買った場合はこの金利差である2%分がスワップポイントとしてもらえることになります。

例えば1ドル100円で1万ドル(100万円相当)を1年間保有した場合のスワップポイントは100万円の2%である2万円となります。スワップポイントは銀行の利息のように年に一度付与されるのではなく、基本的に毎日付与されますので、1日当たり付与されるスワップポイントは2万円を365日で割ったものとなり、その額は約58円になります。

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ただし、スワップポイントは一律ではなくFX会社によって異なります。その理由はのちほど「FX会社によってスワップポイントが異なる理由」の項目で説明いたしますが、どのFX会社もこのような計算によって得られた金額をもとにして、各社独自のスワップポイントを設定しています。

スワップポイントが付与される条件

スワップポイントは通貨を保有し続けているかぎり毎日もらえますが、スワップポイントをもらうには条件があります。

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