米労働局は3日、雇用統計を発表しました。非農業部門は+51.7万人(市場予想+18.5万人)、失業率は3.4%(市場予想3.6%)といずれも市場予想を超える好結果となっています。特に失業率については50年以上ぶりの低水準となっています。市場では労働市場がいまだ加熱状態であることから、今後もFRBの利上げは行われるという見方があるようです。
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■米1月雇用統計
3日、米労働省は1月の雇用統計を発表し、非農業部門雇用者数は+51.7万人となり、市場予想の+18.5万人を大きく上回る結果となりました。失業率は市場予想の3.6%に対して3.4%と53年半超ぶりの低水準。一方で賃金の上昇率は前月の+4.6%から+4.4%(市場予想+4.3%)と伸びは落ち着いてきつつあります。
エコノミストによると「労働市場はなお過熱状態にあり、FRBが好むには熱すぎる」と指摘。「FRBが早ければ3月の会合で利上げを停止するかもしれないと見込んでいた向きは失望することになりそうだ」と述べました。
1月の時間当たり平均賃金は前月比で0.3%上昇。前年同月比で4.4%上昇となり、12月の4.8%上昇からは低下し、21年8月以降で最小の伸びとなっています。
BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サール・グアティエリ氏は「雇用が好調な伸びを維持し、労働市場がさらに引き締まれば、物価安定回復に向けたFRBの目標を脅かす。さらに数回の利上げにつながれば、最終的に景気を悪化させるだろう」と述べました。
一方でブリーン・キャピタルのシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクアドロス氏は「成長鈍化が認識されていることから、雇用者数の力強い伸びと総労働時間の堅調な増加に懐疑的になるのは当然だが、われわれは今回の雇用統計に向けて、ほとんど全ての雇用関連指標が労働市場の状況改善を示していると指摘してきた」と述べています。
バイデン米大統領は3日、1月の米雇用統計で雇用の大幅増と低水準の失業率が示されたことを受け、米経済の強さを示しているという認識を示しました。
業種別に見てみると、レジャー・接客が12.8万人増、うちレストラン・バーは9.9万人増でした。しかし、レジャー・接客業の雇用は依然としてコロナ禍前の水準を49.5万人下回っている状況です。専門職・ビジネスサービスは8.2万人増。派遣社員も2.6万人増となっています。政府は7.4万人増。建設業は2.5万人増。製造業は1.9万人増でした。
■今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回の米雇用統計のドル円相場への影響をMT4チャートで見てみると、発表前128.5円付近でしたが発表後一気に100pips以上上昇。結局131円を超えるまでドル高がすすみました。雇用統計が予想外に好調だったことからドル買いにつながったものと思われます。なお当社がリリースしている無料MT4
1月米雇用統計 市場予想を上回る好調さ!の続きを読む