FXの市場は24時間開かれていますが、取引時間帯別に市場の特徴があり、それぞれの時間帯に合った取引手法も存在しています。例えば、自分の取引手法がその時間帯に合っていない場合は、損失をこうむる恐れもありますので、今回はFX市場のそれぞれの取引時間帯別の特徴と、おすすめできる取引手法について説明していきます。
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FX市場の種類と取引時間帯
FX市場は取引時間帯に4つの種類に大きく分かれています。それは「豪州市場」・「アジア市場」・「欧州市場」・「米国市場」です。
なぜ時間帯によって市場を分けて考えられるのかというと、FXでは各国ごとの通貨の取引がおこなわれているからです。実際に通貨の取引は金融関係の企業が主におこなっていますが、各国の金融企業の営業時間帯は主に9時から18時であり、この金融企業の営業時間帯が各国の時差によりずれていくので市場もそれにつれてずれていくのです。
例えば日本時間の9時に日本の市場は開きます。米国の市場も米国時間の9時に開きます。米国と日本の間には時差があり、米国の9時は日本時間では22時になりますので、米国市場は日本時間では22時からということになります。
下の表は各主要国の9時~18時を日本時間と比較したものです。
各取引市場の時間帯を色分けしました。この表で見ると豪州市場は日本時間で6時~15時、アジア市場は9時~19時、欧州市場は14時~翌2時、米国市場は22時~翌7時になります。
ただし、これは10月~翌3月までの時期です。3月~10月までは欧米諸国は夏時間(サマータイム)の期間になりますので、アジア市場以外の各取引市場の時間帯は日本時間で1時間早まります。
また表を見ると、取引市場の時間帯が重なる部分があります。
9時~17時
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