FXトレードの通貨ペア

2017年10月06日

FXトレードは二国間の通貨の売買で成り立っています。この二国間の通貨の組合せのことを「通貨ペア」といいます。たとえば米ドルと日本円のトレードであれば通貨ペア名は「米ドル/円」で、英語表記にすると「USD/JPY」となります。ユーロと日本円であれば「ユーロ/円(EUR/JPY)」、ユーロと米ドルならば「ユーロ/米ドル(EUR/USD)」となります。

米ドル/円のレートが120円であれば、米ドルの1ドルと日本円の120円が同じ価値ということで、ドルで円を買うことを「円買い」、逆に円でドルを買うことを「ドル買い」と言います。

今回はFXトレードでの通貨ペアの特徴や利益のあげやすい通貨ペア、逆に利益のあげにくい通貨ペアなどについて説明していきます。

なお、当社はMT4 EAの開発を専門に手がける会社ですが、当社が作成するMT4 EAは全て利益の出しやすい通貨ペアを対象に開発しております。MT4 EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください。

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FX市場でトレードされる主な通貨ペアの種類

FXの市場にはいくつもの通貨ペアが存在し、その数は100種類以上あります。ただしどこのFX会社でも全ての通過ペアがトレードできるわけでなく、FX会社によってトレードできる通貨ペアの種類は異なります。以下に世界市場と日本市場でトレードされる代表的な通貨ペアをあげておきます。また各通貨ペアのFX市場における取引高のシェアも記載しておきます。

【世界市場で取引される主な通貨ペアとシェア】

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【日本市場で取引される主な通貨ペアとシェア】

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世界市場と日本市場でトレードされる通貨ペアとそのシェアでは異なる部分がいくつかあるのが分かります。

世界市場では「ユーロ/米ドル」と「米ドル/円」がそれぞれ20%前後のシェアを占めておりますが、日本市場では圧倒的に「米ドル/円」がトレードされております。これはテレビで見るニュースなどで本日の為替レートとして米ドル/円を耳にしますので、馴染み深くトレードしやすいのが理由でしょう。

また世界市場ではほとんどトレードされていない「英ポンド/円」が日本市場ではシェア2位になっています。英ポンド/円は値動きが大きいので利益が上げやすいと考えれているようです。

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パラボリックSARでのFXトレードとEA

2017年09月19日

パラボリックSAR(Parabolic Stop And Reverse)とは、相場のトレンドの方向をはかるテクニカル指標でありSAR(Stop And Reverce)がチャート上に点で放物線を描くことからパラボリック(放物線)と呼ばれています。最近はMT4で使えるパラボリックSARのEAも多く作成されており、FXトレーダーの間ではトレンドの方向が確認できる指標として人気があります。

パラボリックSARの誕生と基礎知識

パラボリックSARとはRSIの開発者として知名度の高いアメリカのテクニカルアナリストであるJ.W.ワイルダーによって考案され、現在のトレンドの方向が上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかをチャート上に表示される点で確認できるテクニカル指標です。トレンドの方向はチャート上に表示されるSARの位置により決まります。

下降トレンドが発生しているときのSARの点はローソク足の上に表示され、上昇トレンドが発生しているときのSARの点はローソク足の下に表示されます。トレンドの転換もひと目で判断できるのがパラボリックSARの大きな特徴です。

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RSIでのFXトレードとEA

2017年09月12日

RSIとはRelative Strength Indexの略称であり日本語にすると相対力指数となります。一定期間における相場の値動きの強さを表す指標で、現在の相場が買われすぎなのか売られすぎなのかを示します。RSIは株式トレードやFXトレードで良く使われており、MT4に導入できるEAのプログラムにはエントリー条件としてRSIが頻繁に組み込まれます。

RSIの誕生と基本概要

RSI(Relative Strength Index)は1978年にアメリカのテクニカルアナリストであるJ.W.ワイルダーによって発表されました。J.W.ワイルダーはRSI以外にも、ATR(Average True Range)、ADI(Average

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ボリンジャーバンドでのFXトレードとEA

2017年08月15日

ボリンジャーバンドとは、アメリカのジョン・ボリンジャーが考案した相場の買われすぎや売られすぎ、相場の上昇や下降といったトレンドの始まりや終了を判断できるテクニカル指標のことです。株式トレードやFXトレード、MT4で使える自動売買ソフトのEAでも頻繁に使われています。

ボリンジャーバンドの誕生と基本概要

ボリンジャーバンドは1980年代にアメリカのジョン・ボリンジャーによって考案された比較的新しいテクニカル指標です。ジョン・ボリンジャーは1950年生まれでボリンジャーキャピタルマネージメントという投資会社を経営しています。

ボリンジャーバンドは表示しているチャートに「ミドルライン、±1σ(シグマ)、±2σ(シグマ)、±3σ(シグマ)」というラインを描きます。ミドルラインは一定期間の単純移動平均線、シグマラインは移動平均から求められる標準偏差値で計算されます。標準偏差値とは、学生時代におこなわれたテスト成績で使われた偏差値と同じ考えた方で求められます。

これからボリンジャーバンドを詳しく説明していきますがボリンジャーバンドの計算式を理解することにメリットはないため標準偏差という統計学の考え方で作られているとだけ伝えておきます。今回はFXトレードで利益をだすためにボリンジャーバンドをどのように活用するのが最適かをご案内します。

ボリンジャーバンドのライン

ボリンジャーバンドの拡大期、収縮期、停滞期

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MACDでのFXトレード

2017年08月05日

MACD(マックディー)とは売買のタイミングを計ったり、相場のトレンドを判断するために使用するテクニカル指標のことで、FXトレードや株式トレードで良く使われています。MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略で、日本語では「移動平均 収束 発散(法)」 と訳されます。

日本語で「移動平均(≒時系列の平均データ)」とあるようにMACDは、移動平均の中でも「指数平滑移動平均」という直近の値動きに重点をおいて算出される数値をライン化したものと、上昇・下降トレンドを知らせるシグナルと呼ばれる数値をライン化したものにより示されます。この二つの指標の相関関係で売買タイミングや相場状況が判断されることになります。

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MACDは1960年代にアメリカのジェラルド・アペル氏によって開発されました。ジェラルド・アペル氏は投資顧問会社の経営者で、精神分析の専門家でもあったようです。このテクニカル指標が作られた経緯は、彼の経営する投資会社の顧問先から「相場の状況をより早く判断できる指標を作って欲しい」といったリクエストがあったため、それに応えるかたちで作成されました。今回はMACDの計算方法や具体的な使い方について説明していきます。

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短期・長期指数平滑移動平からMACDを導き出す計算方法

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