米3月ケース・シラー住宅価格指数 過去最高値を更新!

2022年06月02日

31日、米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは3月のケース・シラー住宅価格指数を発表しました。前年同月比は+21.2%で市場予想の20.0%を上回り、前月の+20.3%も超えて過去最高値を更新しました。FRBがすすめる政策金利の利上げがハイペースで進められ住宅ローン金利が上昇していることもあいまって、米国の住宅市場は急激に減速しています。

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米3月ケース・シラー住宅価格指数

米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは31日に発表した3月のケース・シラー住宅価格指数は前年同月比21.2%上昇し、伸び率は2月の20.3%からさらに上昇し過去最高値を更新しました。米連邦準備制度理事会(FRB)は高インフレ改善のためにハイペースな利上げを実行しており、それによって住宅需要も抑制されつつありますが、まだまだ価格高騰に歯止めがかかる時期は分からない状態が続いています。なお前月比では2.6%の上昇となりました。

また米国の20の大都市圏を対象にした指数は前年同月比21.2%上昇とさらに高い伸び率となり、こちらも1987年の統計開始以降でもっとも高くなりました。前年同月比の上昇率はフロリダ州タンパが34.8%で全米最高となり、前月まで3年近くトップだったアリゾナ州フェニックスの32.4%を上回りました。

経済アナリストによると「米住宅価格の減速を見込んでいた人は少なくともあと1カ月は待つ必要がある」とのべ、さらにFRBが利上げを進めるなか、住宅ローン金利も上がり始めていることから「住宅価格の伸びが鈍ることは確実に見込めるものの、その時期を予測するのは難しい」とも述べています。

米国では新型コロナウイルスのパンデミックの間、歴史的に高い貯蓄率や政府の景気刺激策、低金利、住宅の供給量の少なさを背景に住宅購入熱に火が付きましたが、FRBが過去20年でもっとも積極的な利上げサイクルを始めたことで住宅ローン金利が上昇し住宅市場にも減速の兆しがみられています。

全なお米不動産協会(NAR)が先週発表した4月の中古住宅販売仮契約指数は6カ月連続で前月比低下し、約10年ぶりの水準に落ち込みました。4月の新築住宅販売数も前月から17%近く減少しています。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回のFOMC議事要旨発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に128.66円ほどであったドル円レートは発表後もほとんど動きませんでした。当社がリリースしている無料MT4 EAにも特に影響は見られていません。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇していましたが、ここにきてその上昇も頭打ちの状況になってきております。まだ下落傾向とは言えませんが相場が材料不足になってきており、今後緩やかに下落する可能性もあります。ユーロドル相場については3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇し現在もその上昇傾向が続いていてMT4

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MT4 EAの取引履歴(2022年5月)

2022年06月01日

当社でリリース中の無料MT4 EAの取引履歴を確認いただけるページとなります。

公開している取引履歴は、皆様にMT4 EAを無料配布をした状態(デフォルト設定)から設定変更を一切加えず、さらに「重要指標発表」の時であってもMT4 EAのロット数調整や稼働停止をおこなわなかった場合の取引履歴となります。

MT4 EAは、重要指標発表時での取引を避けるのが一般的であり、通常はロット数調整や稼働停止などの措置をおこなうべきといえますが、このページでは「皆様にMT4 EAのポジション保有状況を把握いただく」ということを目的としていますので、MT4 EAをフル稼働した場合の取引履歴をご案内しています。

当社のMT4 EAを取得してリアルなFXトレードをおこなう場合は、重要指標発表の前後だけでもEA稼働を停止して、相場が落ち着きを戻してきたことを確認してから、MT4 EAを再稼働させるようなトレード手法を選択してください。

今月の重要指標発表の日時は以下となります。以下は日本時間での日程となりますので、この時間帯でのFXトレードにはご警戒ください。

以下の指標発表時の少なくとも15分ほど前には保有ポジションがある場合は手動で決済を行い、EAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

5月4日 米 

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米4月個人消費支出価格指数(PCE) 依然として高水準の中、国民の貯蓄率低下!

2022年05月28日

27日、米商務省は4月の個人消費(PCE)価格指数を発表し、前年同月比+6.3%で市場予想の+6.1%を上回りました。前月の+6.6%より鈍化していますが、これはガソリン価格の下落を反映したもので、そのガソリン価格も再度上昇しています。米国民の貯蓄率は低下しており、消費者の借り入れが上昇していることから、高インフレの状況で生活が圧迫されているようです。

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米4月個人消費支出価格指数(PCE)

米商務省は27日、4月の個人消費支出(PCE)価格指数を発表しました。個人消費支出価格指数(PCE)は前年同月比6.3%上昇し前月の+6.6%より縮小しましたが、市場予想の+6.2%は上回りました。堅調な雇用の伸びや積み上がった貯蓄に支えられ、消費が4-6月(第2四半期)も健全さを維持するとの見方を今回の統計は裏付けています。4月のインフレ鈍化はガソリン価格の下落を一部反映していますが、ガソリン価格は再度値上がりしており、食品価格も家計を圧迫する中、家計支出は減速するリスクもあります。4月は貯蓄率が2008年以来の水準に低下しており、消費者の借り入れも上向いていて、高インフレが家計を圧迫している状況がみてとれます。

米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPCE指数は前年同月比4.9%上昇と、前月の+5.2%か鈍化。これで2カ月連続で伸びが縮小したことになります。コアPCE指数の前月比は3カ月連続で0.3%上昇しています。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ジェニファー・リー氏は「FRBが一息つくには、月間伸び率のより顕著な鈍化が必要だろう」と述べています。

内容としては外食や旅行への支出が追い風になっており、サービスへの支出は0.9%増加。新車や衣料品、娯楽、家具などのモノへの支出も堅調でした。

FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「現時点で、消費者は支出を継続し、景気後退の向かい風を寄せ付けていない」と指摘しています。

個人所得は0.4%増加。賃金が増加分の大部分を占めています。貯蓄率は4.4%と、前月の5%から低下し、08年9月以来の低水準となっています。コロナ禍中に2兆ドル超に膨らんだ超過貯蓄の取り崩しを反映しており、金利上昇局面における貯蓄の減少は、将来の個人消費の伸び鈍化につながる可能性が懸念されています。

グラント・ソートンのチーフエコノミスト、ダイアン・スウォンク氏は「中・高所得層にはまだ貯蓄があるようだが、それ以下の世帯では、超過貯蓄を支出に回している」と述べました。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米4月個人消費支出価格指数(PCE)発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に126.87円ほどであったドル円レートは発表後すぐに上昇し127.1円ほどまで動きました。その後は徐々にドル円レートは下落しし、約90分後には発表前のレートに戻っています。20pipsほどの狭い範囲での上下動でしたので、当社がリリースしている無料MT4

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FOMC議事要旨 6月と7月のFOMCでも0.5%の利上げか!

2022年05月26日

25日FRBは前回のFOMCの議事要旨を発表し、6月と7月のFOMCでそれぞれ0.5%の利上げを行うのが適切と考えている参加者が大半であることが分かり、現状の高インフレ状態に対して積極的な金融引き締めの姿勢が示されました。

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FOMC議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)は25日に前回(5月3~4日)に行われた連邦公開市場委員会(FOMC)の 議事要旨を発表し、大半の参加者が6月と7月の両会合でそれぞれ0.50 %の利上げを行うことが適切との見解を示していることが分かりました。また「政策緩和の解除を早めれば、委員会は年内において政策引き締めの効果、および経済の展開が政策調整をどの程度正当化したかを見極める上で良い位置につけることができると、多くの参加者が判断した」となっています。 

バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズのグローバル経済調査責任者、イーサン・ハリス氏は「FOMC内に意見の相違はない。当局は今の段階では動かなければならず、従って大きなサプライズはない」と指摘。その上で「秋になって、利上げペースを減速させるかいったん停止するかを決める時期に真の問題がやってくる」と述べました。

議事要旨では、当局者が「経済見通しの進展および、その見通しに対するリスク次第では、抑制的な政策スタンスが十分適切になる可能性があることに留意した」とも指摘。労働力の需要は引き続き、可能な供給を上回っているとの見解も示されています。

また当局者が一段の利上げを進める上で金融状況に注意を払っている様子もうかがえました。「金融安定に関する問題に言及した幾人かの参加者は、金融引き締めが米国債市場の流動性や民間部門の仲介能力に絡む脆弱(ぜいじゃく)性と相互作用を起こす可能性を指摘した」としています。

5月のFOMC会合では、政策金利の0.5ポイント引き上げのほか、8兆9000億ドル(約1130兆円)に上るバランスシートを6月1日に縮小し始めることが決まりました。

今回の議事要旨では、連邦準備制度理事会(FRB)のスタッフがインフレ予測を引き上げたことも示されました。個人消費支出(PCE)総合価格指数は2022年に4.3%上昇し、23年には2.5%上昇に鈍化すると見込んでいる。米金融当局は2%上昇を目標にしています。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

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米4月新築住宅販売件数 予想を大きく下回る!

2022年05月25日

24日、米商務省は4月の新築住宅販売件数(年率換算件数)を発表。結果は59.1万件と市場予想の76.3万件を下回り、前月比でも16.6%の減少となりました。これで4ヵ月連続の減少です。原因としてはインフレによる住宅価格の高騰と住宅ローン金利の急上昇が指摘されています。

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米4月新築住宅販売件数

米商務省は24日に4月の新築住宅販売件数(年率換算件数)を発表しました。市場予想の75.0万件に対して59.1万件と予想を大きく下回る結果となりました。なお前月の販売件数は76.3万件から70.9万件に下方修正され4月は前月から16.6%減少したことになり、こちらも市場予想の-1.7%を大きく下回りました。前年同月比では26.9%の減少となります。新築住宅販売件数はこれで4カ月連続の減少となり、新型コロナウイルスの感染拡大による都市封鎖で販売が低迷した2020年4月以来2年ぶりの低水準に落ち込んでいます。

販売価格(中央値)は45万600ドル(約5700万円)で前年同月比19.6%上昇しており、価格高騰と住宅ローン金利の急上昇で住宅販売市場は急減速しています。中古住宅販売も4月は3カ月連続で減少し、20年6月以来の低水準となっています。建設業者の景況感も下がっており、全米住宅建設業協会(NAHB)の5月の住宅市場指数は20年6月以来の低水準です。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、昨年末に3%程度だった30年固定金利(週平均)は足元で5%台前半まで上昇しており、経済調査会社FWDBONDSの主任エコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は、高インフレで生活費が全面的に上がっている上に、借り入れコストの上昇で住宅購入は難しくなっていると指摘。「住宅市場で景気後退が始まった」として、販売件数はさらに落ちるとの見方を示しました。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米4月新築住宅販売件数の発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に126.7円ほどであったドル円レートは発表後すぐに下落し126.5円ほどまで動きました。その後は徐々にドル円レートは回復し、約4時間後には発表前のレートに戻っています。当社がリリースしている無料MT4 EAには特に影響は見られていません。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇していましたが、ここにきてその上昇も頭打ちの状況になってきております。まだ下落傾向とは言えませんが相場が材料不足になってきており、今後緩やかに下落する可能性もあります。ユーロドル相場については3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇し現在もその上昇傾向が続いていてMT4 EAにとってはボラティリティのある良い相場になりつつあります。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

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