15日、米連邦準備制度理事会(FRB)は政策金利を0.75%引き上げました。これは1994年11月以来最大の引き上げです。この引き上げ幅に至った理由としては10日に発表された5月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で8.6%上昇したことがあげられています。
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米6月FOMC
米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、米国が40年間で直面した最悪のインフレを抑制するため政策金利を一気に0.75%引き上げました。これは1994年11月以来最大の引き上げです。
連邦準備理事会のジェローム・パウエル議長は、FRBの目標は2%の持続的なインフレ率であると述べました。
「より明確になっているのは、私たちが管理していない多くの要因が、それが可能かどうかを判断する上で非常に重要な役割を果たすということです。そしてここでは、商品価格、ウクライナ戦争、サプライチェーンについて考えています。 」とパウエル氏は会見後の記者会見で述べました。また「金融政策のスタンスはそれらに影響を与えない」とも述べました。
0.75%の金利引き上げは、消費者物価指数(CPI)が5月の前年同月比で8.6%上昇し、市場の予測をはるかに上回ったことによるものです。連邦準備制度理事会のフェデラルファンド金利は、引き上げ後、1.5%から1.75%の範囲にあります。
今回のFOMCではFRBは5月の前回の会合後と同様に、金利を0.5%引き上げると予想されていましたが、パウエル氏は、金曜日の高いCPI値のように、中央銀行は今後の経済見通しに機敏に対応するだろうと繰り返し述べています。
また「インフレ期待のいくつかの指標が上昇し、今年のインフレ予測は大幅に修正された。これらの進展に対応して、委員会は目標範囲の大幅な拡大が正当な理由がある」「私たちの見解では、インフレは2022年にすぐにピークに達する準備ができているという考えは大いに覆された」と述べました。
パウエル氏は、7月の次回会合で0.5%またはさらに0.75%の金利引き上げが見込まれると述べましたが、現在の環境における金融政策は、経済がしばしば「予期せぬ形で変化する」ことを認識しなければならないことを繰り返し述べました。
「さらなる驚きが待ち構えている可能性がある。したがって、入ってくるデータと変化する見通しに機敏に対応する必要があり、すでに非常に困難で不確実な時間に不確実性を加えることを避けるよう努める」とパウエル氏は述べています。