前回の続きです。バックテストレポートはこちら
売買回数はどれぐらいか?
レポートの⑪「Total trades」(「総取引数」)になります。
これはレポート③の「Period」(期間)で、「短い期間のバックテストは要注意」といったことを書きましたが、総取引数でも同様のことが言えます。
例えば5年間で1,000回以上取引しているEAと100回ほどしか取引していないEAはどちらが信用できるでしょうか?
いくら長期間のバックテストでも取引回数が少ないものは、今後の再現性に疑問が残ります。
少なくとも1年あたり100回程度は取引するようなEAを選択しましょう。
勝率はどれぐらいか?
レポートの⑫「Profit trades」(または「勝率(%)」)になります。
どんなEAか判断するさいに勝率は非常に気になるでしょう。
もちろん重要なファクターであることは確かですが、「最低でも80%以上の勝率がなければならない」などと神経質になる必要はありません。
勝率というのはEAの戦略で大きく変わります。
利小損大のEAでは勝率は良くなり、損小利大のEAでは勝率は悪くなります。