次の新展開は日銀金融緩和か?

2016年07月19日

先週末、トルコのクーデター発生で104円台まで下落したドル円は、クーデター失敗の報道がなされると、その後は値を戻す展開になりました。

現在は、ドル円が105円台、ポンド円は140円付近での推移になっています。

ただし先週からの円安の流れは落ち着いてきています。

日銀追加緩和期待や、米利上げ期待から円が売られやすい環境ではありますが、昨日も申し上げたとおり、現状ではこれといったハッキリした円売りドル買い材料がありません。

現在のところ市場は材料不足ですので、落ち着いた展開になりやすいでしょう。

今後新たな展開の材料としては7/21のECB、そして7/27のFOMC、7/29の日銀金融政策決定会合の決定内容発表でしょう。

このなかで円安期待がもっとも高いのは、日銀金融政策での追加緩和になります。

どのような決定がなされるかは分かりませんが、当日は注意する必要がありそうです。

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今週はECB政策金利とドラギECB総裁発言に注意

2016年07月18日

先週は、予想外の英中銀の政策金利据置きや、バーナンキ全FRB議長のヘリコプターマネー発言報道などで、ドル円は一気に5円近く円安になりました。

ただ、全体的に見てみると積極的にドルを買うような材料には乏しい状況ですので、今のところこの流れがつづく気配はありません。

今週注目すべきは、7/21のECB政策金利およびドラギECB総裁発言でしょう。

もちろんECBによる追加緩和への期待は高まっていますが、先日の英中銀が据置きだったので、ECBの先走りは無いとの見方が強まっています。市場予想は、今回は据置きといったところでしょう。

それよりもドラギ総裁の発言の方に注意が必要かもしれません。

英国のEU離脱、および今後の追加利下げの可能性、それぞれについて発言されるでしょうから、市場も注目しています。

メルマガでは注意を促していませんが、サプライズ緩和やサプライズ発言の可能性もありますので、当サイトの無料MT4 EAをご使用の方々は、ポジションの調整や発注量などのご注意ください。

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英政策金利は予想外の据置き。無料MT4 EAには影響なし

2016年07月15日

昨日の為替市場は円売りが優勢で、ドル円は105円台で推移しました。

ドル円に関しては、英国民投票前の水準までほぼ戻したことになります。

ここまで戻した要因のひとつには、バーナンキ前FRB議長が、今春に訪米した前内閣官 房参与の本田悦朗氏との会談で、永久国債発行(ヘリコプターマネー)のアイディアに言及していたと報じられたことがきっかけあげられます。

ヘリコプターマネーは、過度なインフレを招くおそれがあるので、政府側も検討していないとしていますが、ヘリコプターマネーはともかく、日銀が大胆な緩和を続けるとの市場期待に繋がっているようです。

また昨日は英中銀の金利発表がありました。

市場予想は利下げが行われるとみられていましたが、予想外に利下げを見送りました。

この結果を受けてポンドは急伸し、一時142円台まで上昇しましたが、すぐに反発し、現在は140円台前半で落ち着いています。

発表時に一時的な乱高下はありましたが、当サイトの無料MT4 EAに関しては実害はありませんでした。

9人の委員のうち据え置 きは8人だったようで、今回は利下げ勢力は弱かったようです。

ですが、いまだ利下げ期待は根強いようで、8月利下げの可能性も残っている状況です。

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次期英首相はテリーザ・メイ氏 英中銀利下げの可能性

2016年07月12日

昨日は前日の参議院選の自民党大勝を要因に、日経平均が寄付きから前日終値から300円近く値をあげました。

それを受けて午後に入り円は売られ、一時はドル円が103円手前まで上昇しました。

また先週末に発表された米国雇用統計が強い結果だったことも、ドル買いを誘ったものと思われます。

また、安倍首相が来月3日にも内閣改造を実施し、 新たな景気対策にまず着手する姿勢が示されたことで、日銀の追加緩和も含めて市場に期待感が高まっているようです。

ドル買いの最大要因となるであろう、米国の利上げに対しては、市場は慎重との見方を変えていないようです。

ただ、カンザスシティ連銀総裁は、米経済はかなり底堅さを示しており、再度、利上げに前向きな発言をしていました。

7月利上げの可能性は小さいようですが、今後の指標内容次第では再度利上げの可能性が上昇してくるものと思われます。

ポンド円を見ると、4時間足レベルでは鍋底を形成した状態ですが、日足レベルではまだ下落トレンドの状態です。

また英首相争いでは2人に絞り込まれた候補者のうち、アンドレア・レッドサムエネルギー担当相が、党首選挙からの撤退を表明したことから、テリーザ・メイ内相が保守党の新しい党首に選ばれました。

これにより、首相の交代は前倒しされ、13日にキャメロン首相が辞任し、メイ内相がイギリスで1990年に辞任したマーガレット・サッチャー元首相以来、2人目となる女性の首相に就任することになりました。

その後の会見では「光栄であり、身の引き締まる思いだ。離脱は離脱であり、成功させる」と発言していますが、元々メイ氏はEU残留はであったことから、今後のEUとの離脱交渉や離脱派と残留派に分かれてしまった党内の亀裂の修復に対する手腕が注目されます。

今週の注目指標としては、7/14の20時に予定されているBOE政策金利発表でしょう。

市場では利下げの可能性もあるとみて、積極的なポンド買いは入りにくい状態のようです。

この政策金利発表に関しては、エコノミスト予想も五分五分となっており市場も何も折り込んでいない状況ですので、当日の結果次第では、相場が乱高下するおそれもあります。

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