英政策金利は予想外の据置き。無料MT4 EAには影響なし

2016年07月15日

昨日の為替市場は円売りが優勢で、ドル円は105円台で推移しました。

ドル円に関しては、英国民投票前の水準までほぼ戻したことになります。

ここまで戻した要因のひとつには、バーナンキ前FRB議長が、今春に訪米した前内閣官 房参与の本田悦朗氏との会談で、永久国債発行(ヘリコプターマネー)のアイディアに言及していたと報じられたことがきっかけあげられます。

ヘリコプターマネーは、過度なインフレを招くおそれがあるので、政府側も検討していないとしていますが、ヘリコプターマネーはともかく、日銀が大胆な緩和を続けるとの市場期待に繋がっているようです。

また昨日は英中銀の金利発表がありました。

市場予想は利下げが行われるとみられていましたが、予想外に利下げを見送りました。

この結果を受けてポンドは急伸し、一時142円台まで上昇しましたが、すぐに反発し、現在は140円台前半で落ち着いています。

発表時に一時的な乱高下はありましたが、当サイトの無料MT4 EAに関しては実害はありませんでした。

9人の委員のうち据え置 きは8人だったようで、今回は利下げ勢力は弱かったようです。

ですが、いまだ利下げ期待は根強いようで、8月利下げの可能性も残っている状況です。

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次期英首相はテリーザ・メイ氏 英中銀利下げの可能性

2016年07月12日

昨日は前日の参議院選の自民党大勝を要因に、日経平均が寄付きから前日終値から300円近く値をあげました。

それを受けて午後に入り円は売られ、一時はドル円が103円手前まで上昇しました。

また先週末に発表された米国雇用統計が強い結果だったことも、ドル買いを誘ったものと思われます。

また、安倍首相が来月3日にも内閣改造を実施し、 新たな景気対策にまず着手する姿勢が示されたことで、日銀の追加緩和も含めて市場に期待感が高まっているようです。

ドル買いの最大要因となるであろう、米国の利上げに対しては、市場は慎重との見方を変えていないようです。

ただ、カンザスシティ連銀総裁は、米経済はかなり底堅さを示しており、再度、利上げに前向きな発言をしていました。

7月利上げの可能性は小さいようですが、今後の指標内容次第では再度利上げの可能性が上昇してくるものと思われます。

ポンド円を見ると、4時間足レベルでは鍋底を形成した状態ですが、日足レベルではまだ下落トレンドの状態です。

また英首相争いでは2人に絞り込まれた候補者のうち、アンドレア・レッドサムエネルギー担当相が、党首選挙からの撤退を表明したことから、テリーザ・メイ内相が保守党の新しい党首に選ばれました。

これにより、首相の交代は前倒しされ、13日にキャメロン首相が辞任し、メイ内相がイギリスで1990年に辞任したマーガレット・サッチャー元首相以来、2人目となる女性の首相に就任することになりました。

その後の会見では「光栄であり、身の引き締まる思いだ。離脱は離脱であり、成功させる」と発言していますが、元々メイ氏はEU残留はであったことから、今後のEUとの離脱交渉や離脱派と残留派に分かれてしまった党内の亀裂の修復に対する手腕が注目されます。

今週の注目指標としては、7/14の20時に予定されているBOE政策金利発表でしょう。

市場では利下げの可能性もあるとみて、積極的なポンド買いは入りにくい状態のようです。

この政策金利発表に関しては、エコノミスト予想も五分五分となっており市場も何も折り込んでいない状況ですので、当日の結果次第では、相場が乱高下するおそれもあります。

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ドル円100円割れに慎重

2016年07月07日

昨日は英国EU離脱問題に対する警戒感が一服し、欧州通貨もドル円も買い戻しの動きが優勢となりました。

27:00にはFOMC議事録が公表されましたが、内容的には雇用鈍化への警戒感が高まったといったものでしたが、市場の反応は薄かったようです。

そもそも今回のFOMC議事録は英国民投票前のものであったこと、そして、足元は既に米利上げ期待もかなり後退していることが反応薄の要因でしょう。

ドル円は一時100.2円を割り込むほど円高が進みましたが、さすがに100円には慎重さが見られるようです。

英国の離脱問題がはっきりと片付いていないうえに、米国の利上げの可能性も残されたままの状態ですので、100円割れには慎重にならざるをえないでしょう。

本日は21:15にADP雇用統計が発表されます。

明日発表される雇用統計ほど市場に影響は与えませんが、予想を大きく外れるような場合は一時的に乱高下する恐れもありますので、当サイトの無料MT4 EAをご使用の方々はご注意ください。

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ポンド安が進み、本日はFOMC議事要旨

2016年07月06日

昨日は、カーニー英中銀総裁発言が注目されました。

市場の関心事である利下げについては、具体的に踏み込んだ発言はなかったため、 ポンドはやや買い戻されましたが勢いはなく、その後もポンド安が進んでいます。

また本日は27:00からFOMC議事要旨が発表されます。

米国の7月利上げは、ほぼ絶望視されるなかどういった内容が発表されるのか市場の注目を集めています。

発表前後には、何らかの動きが見られる可能性がありますので、当サイトの無料MT4 EAをご使用の方々は、保有ポジションの決済およびEAの稼動停止などの措置をおとりください。

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