FXの証拠金とは、為替取引をおこなうためにFX会社に担保として預ける資金のことをいい、必要となる証拠金はご利用のFX会社の最大レバレッジによって変わります。証拠金に関連する用語としては「必要証拠金、有効証拠金、証拠金維持率」の3つがあり、それぞれを理解した上でFXトレードやMT4を活用したEAによる自動売買をおこなうことが大切です。
FXで覚えるべき3つの証拠金
FXの証拠金に関連する用語に「必要証拠金、有効証拠金、証拠金維持率」の3つがあります。それぞれを理解することでFXトレードに必要な資金を把握したり、強制ロスカットにならないために資金をコントロールすることなどができます。MT4を使ってEAによる自動売買を考えている方にも大切な内容となっています。
必要証拠金とは、その名の通りFXトレードをおこなう上で必要となる資金のことでFX会社が提供している最大レバレッジによって決まりますので、日本のFX会社と海外のFX会社とでは必要証拠金が大きく異なります。
有効証拠金とは、FXトレードで使える資金のことで「取引の余力」といっても良いでしょう。ポジション保有をしている場合はポジションの損益状況によって有効証拠金が変動します。
証拠金維持率とは、必要証拠金に対して有効証拠金の割合がどれほどなのかを%であらわしたものになります。証拠金維持率が100%近くになると強制ロスカットが発動する恐れがあるため注意が必要です。
上記3つの証拠金について以下にて詳しく解説していきます。
必要証拠金と計算方法
必要証拠金とは、その名の通りFXトレードをおこなう上で必要となる資金のことで、必要資金は各FX会社が提供している最大レバレッジによって変わります。日本は金融庁によるレバレッジ規制により一般顧客の最大レバレッジが25倍に制限されているため25倍のレバレッジで計算されます。海外のFX会社のレバレッジは各国のルールで定められており、日本人の多く口座開設をしているヨーロッパ拠点のFX会社では500倍や1000倍のレバレッジを提供している会社が沢山あります。レバレッジについては別ページの「
