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米3月住宅着工件数
米商務省は19日に3月の米住宅着工件数を発表し、予想値の175万件に対して179.3万件と予想を上回る結果となり、2006年以来の高水準となっています。特に集合住宅の着工件数が大きく伸びました。変動の大きい集合住宅の着工件数は2020年1月以来の伸びで59.3万戸となっています。一戸建て住宅については前月よりわずかに減少し120万戸となっていますが高水準を維持しているじょうたいで、コロナ禍前の水準を大きく上回っています。
なお建設許可は取得したものの未着工の受注残は+2.9%と増加していますが、そのうちの一戸建ては14.9万戸で変わらず。建設中の一戸建ては81.1万戸で2006年以来の高水準となっています。
また全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した4月の住宅市場指数は前月の79から77となりました。これで4カ月連続の減少で7カ月ぶりの水準に低下しましたが、それでもコロナ禍前の水準は上回っている状況です。住宅ローン金利上昇や高水準の提示価格を背景に、販売の現況および購買見込み客足の両指数が落ち込んでいます。なお住宅市場指数は50を上回ると、事業環境を悪いとみるよりも良いとみる住宅建設業者が多いことを示しています。
40年ぶりの高いインフレ率や一段と積極的な米金融政策引き締め見通しを背景に住宅ローン金利は急激に上昇しており、先週の30年固定の住宅ローン金利は平均5%となり、昨年末時点の3.11%から大きく上昇しています。
NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディエツ氏は「予想外に急速な金利上昇や住宅価格の上昇、資材コスト高騰により、重要なエントリ-レベルの市場で特に値ごろ感が著しく低下しており、住宅市場は転換点に直面している」と懸念を示しています。
販売の現況指数は2ポイント低下して85となり、昨年9月以来の低水準。購買見込み客足指数は6ポイント低下の60と、8カ月ぶり低水準となっています。一方で前月は2020年半ば以来の水準に低下していた向こう6カ月の販売見通し指数は改善されています。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回の米3月住宅着工件数発表時のドル円相場の動きをMT4チャートで見てみると、128.2円ほどであったドル円レートは30分後には128.7円付近まで50pipsほど上昇し、その後もゆっくりと上昇が続き現在129.3円ほどなっています。ただしこれは指標発表の影響によるものではなく、最近の円高傾向による動きだと分析しています。なお当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAについては今回の米3月住宅着工件数による影響はありませんでした。
MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇しています。逆にユーロドル相場では3月に入ってからボラティリティが下降している状況です。ただどちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4