FOMCに注意してFXトレードをしてください

2015年07月26日

今週は全体的に市場を動かす材料に乏しく、動きの弱い相場になりました。

来週にはFOMCが控えていますので、その様子見といった要因もあったのでしょう。

注目の内容としては、7/22の英中銀金融政策委員会議事要旨が上げられます。

これは7/14にカーニー英中銀総裁が発言した「利上げの時期は近づいている」に対する情報を得られる期待感からです。

議事録では全員一致で政策金利据置きであったことから、少々肩透かし感が漂いましたが、多くの委員がインフレリスクを指摘していたことが分かり、利上げ期待が再確認されました。

8/6の英中銀金利発表は要注意です。

アメリカの経済指標では7/22の中古住宅販売件数は予想を上回る内容、7/23の新規失業保険申請件数も41年来の低水準となりドル買いを推し進めることになりました。

ただし、ここ最近の原油安や株安、利回り低下の影響で上値は重く、さらに7/24の新築住宅販売は予想外の悪い内容で、ちょっとしたネガティブサプライズになりました。

今後はおそらく7/29のFOMCまでは、動きの弱い展開になると思われます。

視点を日本に向けると、黒田日銀総裁が「日本のインフレ率は、向こう数ヶ月で相当加速するので、追加緩和は必要ない」との発言をしました。

個人的には、そういった材料が全く見当たらないので、発言の真意を問いたいところです。

IMFもこの発言に対して「中期的に日本のインフレは日銀の目標に到達することはないので、追加緩和の強化が必要」と意見しています。

ここ最近、日本の経済政策はフワフワとしており筋の通った状態ではない印象がありますので、今後なんらかの動きがあるかもしれません。

とりあえずは7/31の消費者物価指数の結果に注目があつまりそうです。

さて来週は先に述べましたが、7/29の27:00に発表されるFOMC政策金利に注目が集まります。

ここでの利上げは99%ありませんが、イエレン議長発言は重要です。

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ギリシャ問題後退と決着

2015年07月19日

今週は週明けからギリシャ問題中心に市場が動きました。

結果的にはユーロ圏首脳会議では、全会一致でギリシャ支援続行に合意。

ギリシャでは賛成多数で改革案が可決されました。

これで一応は、ギリシャ問題は決着といったところでしょう。

今週はイエレンFRB議長発言もありました。

内容的には「年内のいずれかの時点で利上げが必要」といままでの姿勢を崩していないのですが、ギリシャ懸念の後退と中国株の動きが落ち着きを見せていることから、ドルが買われる展開になりました。

今後は再度アメリカの利上げ時期に市場の関心は移っていくでしょう。

来週は特に目立った指標などはありませんが、ひとつ注意すべきなのは7/22の英中銀金融政策委員会議事要旨です。

7/14にカーニー英中銀総裁が「利上げ時期は近づいている」と発言したことから、その経緯に興味がもたれています。

内容次第では、一時的にポンド買いが進行するかもしれませんので、当サイトのMT4 EAをご使用の皆様は、発注ロット数の調整などを行ったほうが良いでしょう。

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最近はギリシャ問題一色

2015年07月12日

今週はギリシャ問題一色という感じでした。

まずは週初め、ギリシャの緊縮財政国民投票の結果は、緊縮反対が61.3%、賛成が38.7%でした。

この結果に対しては、それぞれ色々とご意見をお持ちでしょうが、我々が気にすべきことは、今後の展開と相場の動きです。

国民投票終了直後は、ギリシャのユーロ圏離脱の可能性が高まったとのことでユーロ売りがすすみました。

ここで欧州連合側が態度軟化を示すことは、同様の債務問題を抱えているスペイン、ポルトガルがいるので許されません。

そうなるとギリシャの改革案を待つしかないわけです。

最大の債権国であるドイツは「ギリシャの構造改革なしに連帯はない」と釘をさしました。

また同時に欧州への天然ガス計画にとって、重要な位置にあるギリシャとの結びつきを強く望んでいるロシアとの協定も噂されています。

そんな中、7/10にギリシャは欧州連合に新改革案を提出しました。

この内容が先月に欧州委員会が出した案に類似しているとの報道があり、合意期待からユーロが買われる展開になっています。

オランドフランス大統領も「真剣で信用に足るもの」と評価しているとのこと。

週明けは目が離せない展開になりそうです。

当サイトのMT4 EAをご使用の方々は、週明けは発注量等に注意されてください。

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7月の雇用統計は期待度大

2015年07月02日

昨日も申し上げたとおり、アメリカ雇用統計は通常はその月の第一金曜日に発表されますが、今月はその日に当たる7/3が7/4のアメリカ独立記念日の振り替え休日にあたります。

そのため雇用統計発表が繰り上げられて、本日日本時間21:30に発表されます。

昨夜発表されたADP雇用統計の内容が良かったこともあり、市場も強い内容を期待し注目しています。

内容次第では、一時的に大きなボラティリティが生まれる可能性がありますので、当サイトのMT4 EAをご使用の方は、いつもどおりEAの稼動停止、ポジション調整、発注ロット数の調整などの対策をおとりください。

現在注目されているギリシャ問題に関しては、チプラス首相が「債権者側が示した救済条件について、若干の変更を加えるだけで受入れる意向」を示したことでユーロ買いの展開になりましたが、その一方で、EU側が提示した財政再建案について国民投票で反対票を投じるように呼びかけるなどしたため、一転してユーロ売りがすすみました。

チプラス首相の発言に関しては、これまでも矛盾するような言動や行動が多く、信頼性に欠けます。

そういった発言があるたびに市場は混乱し相場が乱れる状況になりますので、しばらくこの問題が落ち着くまでは、EAの発注量はいつもより少なめにしリスクを回避するのが良いと思われます。

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7月もギリシャ問題に注意

2015年07月01日

6月はEAの成績も非常に好調なものでしたが、ご存知のとおり先週末からの週明けにかけてのギリシャデフォルト問題で最終的に損失をこうむる結果になりました。

ですがニュース等で相当数の報道が行われていましたので、ほとんどの方はEAの稼動を停止または発注ロットの調整などをされていたでしょうから、それほどの被害は無かったかと思います。

ギリシャ問題については今月も引き続き注意が必要です。

特に7/5の国民投票の結果次第では、また市場が混乱する可能性がありますので7/3のNYタイム以降はEAの稼動を控えておいたほうがよろしいでしょう。

今のところギリシャはデフォルトではなく返済遅延扱いになっております。

今後この判断の変化およびギリシャのユーロ離脱に関する情報にも注意を払ってください。

また通常は第一金曜日に発表されるアメリカ雇用統計ですが、今月は7/3が米国の祝日のため7/2の木曜日に発表されます。

お気をつけ下さい。

■6月MT4 EA結果(26日以降非稼動)

・Proto7V3  +105.8pips
・W_Entry_System3 +174.7pips
・4MAsFX  +104.0pips

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