材料不足?雇用統計の反動でドル売り

2015年06月09日

6/5に発表されたアメリカ雇用統計は失業率は0.1ポイント悪化したものの、非農業部門雇用者数が予想を大きく上回り、平均時給も予想を上回る強い内容でした。

これは当然大きなドル買い要因になり、ドル円は125円を突破しましたが、今週に入りその反動でドル売りが強まっています。

今週は特に経済指標も目を引くようなものは無く、材料不足になりそうな気配です。

あえてあげるならば、6/11(木)21:30発表予定の、アメリカ5月小売売上高でしょう。

また同日に新規失業保険申請件数も発表されますので、あわせ技で相場を動かす可能性もあります。

しかし、いずれにせよ上値は重いでしょうから、市場はドル売り優勢と見ておいたほうが良いかもしれません。

次の山場は、6/17のFOMCでしょう。それまでは基本、様子見相場と考えておくべきです。

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