市場参加者が減少、明日の経済指標は注意

2016年08月11日

サマーバケーションの時期に入り、今週は明らかに出来高が薄くなっています。

日本は本日から、盆休みに入るところも多く、より一層市場参加者は減少するでしょう。

こういう状況では、相場の動きは荒れやすくなりますので、当サイトの無料MT4 EAをご使用の方々は発注量を通常より絞るなどのリスク管理を行ったほうが良いでしょう。

さて昨日もドル売りの流れは続きました。

先日も申し上げたとおり、今週は相場に大きな影響を与えるような経済指標は発表されません。

その中で市場にはポジティブな材料はなく、逆に利上げ期待も年内に1回、それも12月が濃厚といった見方が強く、現段階でドル買いに導くものではありません。

市場は手詰まり感が漂い、サマーバケーションの時期とも重なり、様子見ムードが強いようです。

明日はドイツ、ユーロのGDP改定値と米小売売上高が発表されます。

材料薄の中での発表ですので、内容によっては相場が一時的に乱高下するおそれもありますのでご注意ください。

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強い雇用統計、来週末はMT4 EAの稼動に注意

2016年08月06日

昨日は米雇用統計が発表されました。

失業率は予想の4.8%に対して4.9%と前回と変わらない内容でしたが、これは労働参加率が前回の62.7%から62.8%に上昇していることも関係しているでしょう。

非農業部門雇用者数は、予想の18.0万人を大きく上回る25.5万人。

さらに平均時給の前月比は予想の+0.2%を上回る+0.3%(前回+0.1%)となり、強い内容の雇用統計結果となりました。

この結果をうけて、年内の米利上げ確率は32%から46%に大きく上昇しました。

ただアメリカ経済が安泰かと言うと、そうとは言いきれません。

ここ数日の経済指標を見ても、建設支出、個人所得、ISM非製製造業景況指数、貿易収支などは予想を下回る内容です。

貿易収支に関しては、8/26に発表される米4-6月期四半期GDP改定値に影響を与え、下方修正されるおそれがあります。

イエレンFRB議長は、利上げに関しては雇用を最重点に考える傾向がありますが、弱い経済状況の中では利上げに踏み切れないでしょう。

雇用統計の強い結果はドル円相場を円安方向に動かしました。

発表前101.0円付近でしたが、発表後は一時102円代に入り、最終的には101.8円付近で週末の取引を終えました。

来週は相場を大きく動かすような、これといった経済指標は発表されず、材料薄の週になりそうです。

このようなケースでは、普段は無視されるような指標の結果が大きめの値動きを見せる傾向があります。

可能性があるのは、8/12のドイツとユーロの四半期GDP改定値と同日発表される米小売売上高でしょうか。

この日は週末で、日本も盆休みに入る前日になりますので、相場が動きやすい状態になります。

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PCEデフレーターに反応

2016年08月03日

昨夜のNY市場では米個人消費支出(PCEコアデフレーター)前月比が発表されました。

予想通り+0.2%だったものの、前回の+0.3%からは落ち込みを見せ、さらに同時に発表された米個人所得も予想の+0.3%に対して+0.2%と弱い内容になりました。

この結果を受けて、市場はドル売りが優勢となっており、ドル円は100円台に下落しました。

通常PCEデフレーターに対しては、相場はそれほど敏感に反応しないのですが、材料薄のなかでのネガティブなファクターの発表だったことが、この動きに繋がったのでしょう。

また昨日午後には第二次安倍政権では最大となる28.1兆円の経済対策が発表されましたが、安倍総理が先月の福岡での講演で既に述べていたので、市場では折込済み。

また実質的な部分での政府支出は6兆円程度にすぎないことから、市場の反応はありませんでした。

本日は米7月ADP雇用統計が発表されます。

8/5に発表される米雇用統計ほど市場に影響は与えませんが、昨夜のPCEデフレーターのように材料薄の中ですので、一時的に大きく相場が動くおそれもあります。

当サイトの無料MT4 EAをご使用の方々は、保有ポジションや発注量の調整等を行ったほうがよろしいでしょう。

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金融緩和策への失望。無料MT4 EAに問題なし

2016年07月30日

昨日は以前から注目されていた、日銀の金融政策の内容が発表されてました。

いくつかの緩和策が発表されましたが、かろうじて目立ったのはETFの増額ぐらいです。

具体的には、ETF(株価指数連動型上場投資信託)の年間買い入れペースを3兆3000億円から6兆円に倍増させるというもの。

大規模な緩和策を期待していた市場は、この内容に失望し、一気に円高がすすみました。

「金融緩和も、そろそろ限界なのでは」との見方が広まったようです。

また黒田日銀総裁は金融緩和の「総括的検証」を執行部に指示したようです。

これに対して市場では、「検証するということは、イコール新たな枠組みに移行することだろう」と見ています。

次回の日銀金融政策決定会合は9/20、21に行われます。

消費者物価指数の伸びも軟調な結果が続いていますので、現行の緩和策の大きな見直しがあるかもしれません。

また金融政策内容発表時には、相場は大きく乱高下いたしましたが、当サイトの無料MT4EAに損失となるような取引は発生しませんでした。

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