米大統領選の討論会始まる

2016年09月27日

昨夜は円買い優勢の動きになりました。

明確なドル売りの要因はなかったのですが、本日の米大統領選討論会でのやり取りが市場に不透明感を与えるとの思惑が強かったようです。

また昨日は米住宅関連の指標が発表されました。

結果は予想を少し上回るものでしたが、市場への影響はほとんど見られませんでした。

直近で注目されるイベントとしては、明日と明後日に予定されているイエレンFRB議長講演があげられます。

もちろん年内利上げのヒント探しが重要になります。

11月の米大統領選挙の結果も利上げに影響を与えるため、さまざまな要因がからんでいる状況です。

こういった状況では相場が乱高下しやすいので、しばらくは要人発言やFOMCがらみの発言には注意をほどこしてください。

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来週は相場を動かす要人発言が目白押し

2016年09月25日

今週は、日銀金融政策とFOMCという、重要な発表がありました。

日銀金融政策では、10年物国債の利回りを0%程度に誘導するといった内容でした。

普通に考えて、これは金融緩和ではなく利上げになりますから、当然相場は円高方向に動きました。

日銀の金融緩和策も手詰まり感があり、市場も失望しているようです。

かたやFOMCも利上げを見送りました。

これはほぼ織り込み済みでしたが、その後の会見でFRB議長のイエレン氏が、特に悪材料がなければ、年内1回の利上げの可能性はあるとの発言をしました。

これが12月の利上げ期待を押し上げたかたちになり、ドル円は101円を超えるあたりまで戻した状態です。

12月利上げについては、FRBのメンバー内でも意見が割れているようで、なかなかまとまりません。

現状では12月利上げの可能性は高くなっており、FEDウォッチでも12月利上げの確立は54.2% → 58.4%に上昇しています。

ただし、昨年の12月の利上げ時のように、「ほぼ確実」といった見方は現状はできていません。

これからの指標内容により、二転三転するでしょう。

もっとも重要なファクターは、米大統領が誰になるかです。

下馬評どおりのクリントン氏なら、据え置き方向への力が強まるかもしれません。

タカ派のトランプ氏なら、利上げ確立は高まります。

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FOMCは見送り濃厚、どうなる日銀金融政策

2016年09月21日

昨日は、本日発表される日銀決定会合とFOMCを控えて、方向性のない展開になりました。

FOMCに関しては市場予想は、利上げ見送りが大勢のようです。

日銀金融政策に関しては、本日の昼に発表されるでしょうが、期待されているマイナス金利拡大の可能性については、味方が分かれているようです。

ここで追加緩和とFOMCがともに見送りになれば、ドル円は100円の大台を割ることになるかもしれません。

いずれにしても本日の相場は乱高下が起きるおそれがありますので、当サイトの無料MT4 EAをご使用の方は、保有ポジションの決済およびMT4 EAの稼動停止を行ってください。

またイベント後も値動きが安定しない場合は、MT4 EAの再稼動を行わないようにしてください。

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9月利上げの可能性はかなり低い

2016年09月13日

昨日はFRB理事のブレイナード氏の発言がありした。

ハト派、つまり利上げに慎重な立場であるブレイナード理事ですが、昨日の発言では、やはりその慎重姿勢は崩さなかったようです。

その後ロックハート・アトランタ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、両氏の発言もありました。

ロックハート氏の発言は、「インフレ指標は全体としてディスインフレやデフレを示唆してはいないものの、横ばいのトレンドラインは目標を十分に下回っている。私の考えでは、この差はささいなものとは思えない。難しい状態だと思う」。

カシュカリ氏の発言は、「利上げについて率直に言えば、何かをすべきだという大きな切迫感はない」。

つまり両氏とも利上げに対しては慎重姿勢のようです。

先週末は、ローゼングレン・ボストン連銀総裁とカプラン・ダラス連銀総裁が、利上げを肯定する発言をしたため、ドル買い有利の相場になりましたが、ブレイナードFRB理事らの発言は、市場の利上げ期待の高まりを一旦鎮めるものになりました。

事実FED Watchでは、9月利上げ確率は24%から15%に、12月利上げの確率も59.2%から54.5%に低下しています。

今週は小売売上高や消費者物価指数が発表されますが、仮にそれらが予想以上の内容であっても、これまでの流れから9月利上げの可能性は低いと市場は見ているようです。

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ECBは追加緩和見送りもドル買いの理由は?

2016年09月09日

昨日はECB政策金利が注目されました。

市場は追加緩和については見送りを予想していたようですが、その通りになったようです。

その後のドラギ総裁会見では、「追加緩和は当面必要ない」と発言。

また「資産購入プログラムの変更の可能性を検討」とも述べました。

市場は10月かあるいは12月の追加緩和を予想していたので、それを後押しする内容です。

その後0時に米週間石油在庫統計が発表されましたが、予想の+63.1万バレルを大きく下回る-1,451.3万バレルとなったことから、ドル買いの勢いが優勢になり、一時ドル円は102.5円を超えました。

現在も102円を越えたところで動いているようです。

現在の為替相場は、FOMC、ECBや日銀の追加緩和などに対して判断を決定付けるような材料に乏しく、不透明な状態になっています。

様々な経済指標の結果や要人発言があっても、相場に中期的な一本の幹になるような見方があれば安定するのですが、今はそれを失っている状況です。

このようなケースでは、それほど大きな内容のイベントでなくても、相場が乱高下しやすくなります。

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