1日、米労働省は3月の雇用統計の結果を発表しました。結果は非農業部門雇用者数が+43.1万人(予想値+49.0万人)、失業率+3.6%(予想値+3.7%)となり、米国の雇用状況が順調に回復している様子がうかがえます。
なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください
米3月雇用統計
米労働省は1日に3月の雇用統計の結果を発表し、非農業部門雇用者数が+43.1万人となり予想値である+49.0万人は下回ったものの堅調な伸びを示しまし。失業率は3.6%で予想の3.7%を下回り前月の3.8%からも大きく改善しています。
なかでも専門職・企業サービス、金融、小売の各部門の雇用者がコロナ禍以前を上回る水準に回復し米経済が堅調な勢いを維持しているようです。
賃金上昇も再び加速していて、FRBが5月に行われる次回FOMCで政策金利を一気に0.5%利上げする可能性も高まっています。
なお2月の雇用者数の増加幅は、当初発表の+67.8万人から+75.0万人へ上方改定されています。
業種別に見てみると、レジャー・接客が+11.2万人。専門職・企業サービスは+10.2万人、小売りは+4.9万人、金融関連は+1.6万人で、これらの業者数はいずれもコロナ禍以前の水準を超えています。製造は+3.8万人、建設は+1.9万人となっています。
労働参加率は62.4%と、2月の62.3%から上昇しています。
労働者は現在も不足している状態で、平均時給は前月比+0.4%で予想通りではありましたが、前月の0.1%から大きく伸びています。前年同月比では+5.6%で予想値の+5.5%、前月の+5.2%をそれぞれ上回る結果となりました。
FRBは3月に3年ぶりに、政策金利を0.25%ポイント引き上げましたが政策当局者は、パウエルFRB議長は高インフレの定着を防ぐために利上げを「迅速に」、場合によっては「より積極的に」行う必要があると述べています。