2月米雇用統計発表 予想を大幅に上回る結果!

2022年03月05日

米労働省は4日に2月の雇用統計を発表し、非農業部門雇用者数が前月比+67.8万人(市場予想+40万人)、失業率が3.8%(市場予想3.9%)でいずれも予想を上回る好結果となりました。

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米雇用統計

4日に米労働省が2月の雇用統計を発表しました。非農業部門雇用者数が前月比で市場予想の40万人増を大きく超える67.8万人増となり、さらに失業率は3.8%となり、こちらも市場予想の3.9%を下回りました。この結果を受けて米経済は地政学的な緊張の高まりのほか、物価上昇や金融引き締めなどの逆風に耐えられるとの楽観的な見方が強まりました。なお1月の雇用者数の増加幅は当初発表の46.7万人から48.1万人へ上方改定されています。

また平均時給は31.58ドルで、前月比では0.0%と横ばいでしたが、前年同月比では5.1%上昇しました。

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キャピタル・エコノミクス(ニューヨーク)のシニアエコノミスト、マイケル・ピアース氏は「実体経済にかなりの勢いがあることが改めて示された」と指摘し、「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを計画通りに進める自信につながる」と述べています。

労働参加率は62.3%と、1月の62.2%から上昇。ただ、経済的な事情によりパートタイムで働く人の数は41.8万人増の410万人。働き口がなくて就職を諦めた人や、正規雇用を望みながらもパートタイムで働く人を含めた、より広範な失業率は7.2%と、前月の7.1%から上昇しています。

業種別では、レジャー・接客が17.9万人増。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大で大きな影響を受けていたが、全体の伸びを牽引しています。このほか、外食が12.4万人、宿泊が2.8万人、それぞれ増加しました。専門職・企業サービスは9.5万人増、小売は3.7万人増、製造は3.6万人増、建設は6万人増。政府は2.4万人増加しています。

FRBのパウエル議長は今週の米連邦議会での証言で労働市場を「非常に引き締まっている」と表現し、3月15,16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイントの利上げを支持しました。インフレが想定通りに緩和しない場合は「より積極的に対応する用意」があると明言しています。なおエコノミストは年内に最大7回の利上げを見込んでいます。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米雇用統計ではドル円相場はほとんど反応せず、その後のウクライナ情勢の緊迫感から80pipsほど円高方向への動きになりました。なお当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAにも影響はありませんでした。

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MT4 EAの取引履歴(2022年2月)

2022年02月26日
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公開している取引履歴は、皆様にMT4 EAを無料配布をした状態(デフォルト設定)から設定変更を一切加えず、さらに「重要指標発表」の時であってもMT4 EAのロット数調整や稼働停止をおこなわなかった場合の取引履歴となります。

MT4 EAは、重要指標発表時での取引を避けるのが一般的であり、通常はロット数調整や稼働停止などの措置をおこなうべきといえますが、このページでは「皆様にMT4 EAのポジション保有状況を把握いただく」ということを目的としていますので、MT4 EAをフル稼働した場合の取引履歴をご案内しています。

当社のMT4 EAを取得してリアルなFXトレードをおこなう場合は、重要指標発表の前後だけでもEA稼働を停止して、相場が落ち着きを戻してきたことを確認してから、MT4 EAを再稼働させるようなトレード手法を選択してください。

今月の重要指標発表の日時は以下となります。以下は日本時間での日程となりますので、この時間帯でのFXトレードにはご警戒ください。

以下の指標発表時の少なくとも15分ほど前には保有ポジションがある場合は手動で決済を行い、EAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

2月4日 米 

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FOMC議事要旨発表 利上げで参加者は一致!

2022年02月17日

16日、FOMC議事要旨が発表され、予定通り次回のFOMCで金利引き上げが行われる方向で参加者の意見が一致していることが分かりました。ただし一気に0.5%利上げする可能性は市場では薄いとみており、0.25%の利上げに留まる可能性が高いとの見方です。

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FOMC議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)は16日に1月25、26日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を発表しました。その内容として物価上昇が根付き、雇用が力強い中、金利を引き上げる時期が来たとの見方で参加者が一致していたことが分かりました。

同時に、決定は毎回の会合で実施するデータ分析に左右されるとの考えが示され、政策担当者が特定の道筋に固執していることを示す明白な兆候は見られませんでした。

議事要旨は「大半の参加者は、インフレ率が予想通りに低下しない場合、FOMCが現在の想定より速いペースで金融緩和を取り除くことが適切になると指摘した」としています。

現状では、景気の強さやインフレ率の高さを踏まえると、2015年の利上げ局面よりも「速いペース」で政策金利を引き上げなくてはならない可能性があるとの見方で一致しました。

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議事要旨は「政策の適切な道筋は、経済・金融情勢、および見通しへの影響と、見通しを巡るリスクに左右される」と強調。その上で、利上げとバランスシートの縮小の双方を検討していく中で「毎回の会合で適切な政策スタンスを評価し直していく」としています。

またFRBは1月FOMCで、3月に利上げする可能性を示すとともに、資産買い入れを予定通り同月に終了すると確認。パウエル議長は物価高は改善していないとして、インフレ抑制に向け引き締めを着実に進める姿勢を鮮明にしまし、1月の政策決定会合後、FRB当局者は基準となる翌日物金利をゼロに近い水準から引き上げることが「間もなく適切になる」との声明を発表しました。

今年に入って発表された指標は、どちらかといえばFRBの行動準備を強化するものでした。1月の米小売売上高は好調で、1月の非農業部門雇用者数は46.7万人増と市場予想を大幅に上回り、最新のインフレ指標では、物価上昇率が約40年ぶりの高水準から鈍化する兆候は見られていません。

しかし、政策立案者は次のFOMC終了後に利上げし、インフレ率の反応次第で年内に利上げを続ける可能性があるとの見解を示しただけで、それ以上の確約はしていないのも事実です。

投資家は、FRBが目標金利を来月0.5%ポイント引き上げるという見通しを織り込み始めていたが、現在では0.25%ポイント引き上げの可能性が高いとみています。

キャピタル・エコノミクスの北米チーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「1月のFOMC会合議事録は、先月の労働市場が予想より力強く、インフレが予想より大きかったデータが発表された前のものだ。当局者らは金融引き締め開始時の0.5%の利上げも、年内の今後7回の政策会合ごとの利上げも真剣に検討したようには見えない」との見解を示しています。

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MT4 EAの取引履歴(2022年1月)

2022年01月29日
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1月5日 米 

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米FOMC 次回FOMC(3月15~16日)に利上げの予定!

2022年01月27日

26日、FOMCが開催され次回FOMC(3月15~16日)において、コロナ危機後初の利上げに踏み切ることが予告されました。また同時期に量的緩和も終了する方針です。

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米FOMC

米連邦準備制度理事会(FRB)は26日にFOMC(連邦公開市場委員会)を開催し、その声明で「政策金利の誘導目標を近く引き上げるのが適切だと想定する」としました。物価上昇と雇用の改善を受けて、次回FOMC(3月15~16日)の会合で利上げに踏み切る予定です。

たパウエル議長は記者会見で、「FOMCは、経済状況がそれにふさわしいものであれば、3月の会合で政策金利を上げるという見方だ」と述べています。

2020年3月のコロナ危機後、FRBはゼロ金利政策のほか、米国債などの資産の買い入れを通じた量的緩和を続けてきましたが、今年3月上旬に量的緩和を終え、直後のFOMCで利上げに踏み切る方針です。

利上げの後は、さらに、FRBの資産を逆に減らして金融を引き締める「資産の縮小(量的引き締め)」へと進む方針で、FRBは今回のFOMCの終了後、資産縮小について、金融市場の混乱を招かないよう「予見可能な方法で進める」との声明も発表しました。

米経済はコロナ下で製品や労働力の供給制約が生じたのに対し、空前の財政金融政策などによる力強い需要回復が続き、需給のミスマッチからFRBのインフレ目標(2%)を大きく上回るペースで物価上昇が続いており、また雇用状況も昨年12月の失業率は3・9%と、コロナ危機前の20年2月以来、初めて4%を切る水準まで改善しています。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回のFOMCは相場に大きな影響を与えず、当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAにも影響はありませんでした。

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