MT4 EAの取引履歴(2022年7月)

2022年07月31日

当社でリリース中の無料MT4 EAの取引履歴を確認いただけるページとなります。

公開している取引履歴は、皆様にMT4 EAを無料配布をした状態(デフォルト設定)から設定変更を一切加えず、さらに「重要指標発表」の時であってもMT4 EAのロット数調整や稼働停止をおこなわなかった場合の取引履歴となります。

MT4 EAは、重要指標発表時での取引を避けるのが一般的であり、通常はロット数調整や稼働停止などの措置をおこなうべきといえますが、このページでは「皆様にMT4 EAのポジション保有状況を把握いただく」ということを目的としていますので、MT4 EAをフル稼働した場合の取引履歴をご案内しています。

当社のMT4 EAを取得してリアルなFXトレードをおこなう場合は、重要指標発表の前後だけでもEA稼働を停止して、相場が落ち着きを戻してきたことを確認してから、MT4 EAを再稼働させるようなトレード手法を選択してください。

今月の重要指標発表の日時は以下となります。以下は日本時間での日程となりますので、この時間帯でのFXトレードにはご警戒ください。

以下の指標発表時の少なくとも15分ほど前には保有ポジションがある場合は手動で決済を行い、EAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

7月6日 米 

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米6月新築住宅販売件数 予想を下回るが住宅価格は下落傾向か?

2022年07月27日

26日、米商務省は6月の新築一戸建て住宅販売件数を発表し59.0万件と市場予想の66.0万件を下回りました。前年同月比は-17.4%、前月比では-8.1%となっています。ただこれまで高騰を続けてきた住宅価格は販売数の減少から徐々に下落してきています。

なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください

MT4 EA

米6月新築住宅販売件数

米商務省は26日、6月の新築一戸建て住宅販売件数を発表し、市場予想の66.0万件に対し59.0万件と予想を下回りました。前年同月比では-17.4%、前月比では-8.1%となっています。新型コロナウイルス禍に伴う都市封鎖で販売が低迷した2020年4月(58.2万戸)以来、2年2カ月ぶりの低水準に落ち込みました。なお前月の結果は69.6万件から64.2件に下方修正されています。

販売価格(中央値)は40万2400ドル(約5500万円)で、前年同月比では+7.4%となりましたが、前月比では-9.5%となっています。価格の落ち込み幅は14年9月以来、7年9カ月ぶりの大きさとなっています。住宅価格は人件費や原材料価格の高騰で上昇をつづけていましたが、ここにきて販売数が減速し、新築の住宅価格は下落の兆しを見せています。

米連邦住宅金融庁(FHFA)が同日発表した5月の全米住宅価格指数は前月比で1.4%、前年同月比で18.3%上昇しました。FHFAのエコノミストは「上昇ペースは2月以降緩やかになってきたが、物件が少ないことから依然として高水準だ」と指摘しています。

月末時点の在庫は45.7万戸と、前月比の44.7万戸から増加。建設中は67.0%、未着工が24.1%。6月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は9.3ヵ月、前月は8.4ヵ月でした。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米6月新築住宅販売件数発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に136.47円ほどであったドル円レートは発表直後136.29円から136.45の範囲で動きました。値動きの範囲が狭かったことから、ほとんど相場には影響がなかったと言ってよいでしょう。当社がリリースしている無料MT4 EAにも影響は見られませんでした。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では5月にかけて少しボラティリティが下落傾向にありましたが、ここ最近はまたボラティリティが上昇してきています。ユーロドル相場については3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇し現在もその上昇傾向が続いていていましたが6月に入りボラティリティの上昇も頭打ちの状態です。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

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米6月住宅着工件数 住宅市場の冷え込みが浮き彫りに!

2022年07月20日

19日、米商務省が発表した6月の住宅着工件数は前月比-2.0%(市場予想+2.0%)、住宅着工件数は前月比は155.9万戸(市場予想158.0万戸)となりいずれも9ヵ月ぶりの低水準となっています。高水準のインフレ抑制のためにFRBが急ピッチで利上げを進めており、それにともなう住宅ローン金利の急上昇が住宅市場を冷え込ませていることがあらためて示された格好となりました。

なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください

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米6月住宅着工件数

米商務省は19日に6月の住宅着工件数を発表し、前月比-2.0%で市場予想の+2.0%を下回りました。住宅着工件数の前月比は155.9万戸でこちらも市場予想の158.0万件を下回っています。この結果は2021年9月以来、9カ月ぶりの低水準です。FRBによる急ピッチな利上げにともなう住宅ローン金利の急騰や原材料の高騰で住宅価格も値上がりしたことで需要の陰りが浮き彫りとなり住宅市場の冷え込みが進んでいることが分かります。

6月の建設許可件数は0.6%減の168.5万戸で市場委予想の165.0万戸は上回りましたが、前月の169.5万戸は下回っています。

一戸建て住宅の着工件数は8.1%減の98.2万戸で2年ぶりの低水準。地域別では中西部で増加しましたが、北東部、南部、西部で減少しました。前年同月比では15.7%減少しています。一戸建て住宅の建築許可件数は8.0%減の96.7万7000戸とこちらも2年ぶりの低水準でした。

一方で変動幅の大きい5戸以上の集合住宅の着工件数は15%増の56.8万戸。前年同月比では16.4%増加しています。

ジェフリーズのエコノミスト、アネタ・マルコウスカ氏とトマス・ シモンズ氏はノートで「融資コストの上昇に直面しているが、家賃の上昇が賃貸住宅の建設拡大につながっている」と指摘。ただ、住宅市場全体では第2・四半期の国内総生産(GDP)を1.1%ポイント押し下げると予想しています。

建設許可は得ているが未着工の住宅は1.1%増の28.5万戸で今年の最低水準。一戸建て住宅の受注残は1.3%減の14.7万となっています。

建設中だが未完成の住宅は168万戸と4カ月連続で過去最多を記録。資材や人員の不足で建設作業がスケジュール通り進んでいない状況が浮き彫りとなっています。

住宅市場は金利に非常に敏感に反応する。約40年ぶりの高水準にあるインフレ対策として米連邦準備理事会(FRB)が急ピッチで政策金利を引き上げる中、住宅市場は今年になって著しく軟化しています。30年固定金利住宅ローンの平均契約金利は、今年初頭の約3.3%から6月に6%近くへ上昇。特に初めて住宅を購入しようとする消費者の間で、手が届かなくなった人が増えてます。住宅ローン金利がどこまで上昇するかは不明ですが、FRBが来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で再び利上げし、年内にさらに引き上げる計画のため、しばらく高止まりするのはほぼ確実となっています。

今回の発表におけるMT4

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米6月消費者物価指数(CPI) 物価高止まらず約40年ぶりの高い伸び!

2022年07月14日

13日、米労働省は6月の米消費者物価指数(CPI)を発表しました。前年同月比は+9.1%(市場予想+8.8%)と約40年ぶりの伸びとなり、FRBの急ピッチの利上げが実施されているにも関わらず物価高は抑制されていない結果となりました。この結果を受けて今月27日に予定されているFOMCでは0.75%の追加利上げになることが決定的となっています。

なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください

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米6月消費者物価指数(CPI)

米労働省は13日、6月の米消費者物価指数(CPI)を発表し、前年同月比が市場予想の+8.8%に対し+9.1%と約40年ぶりの大幅な伸びとなりました。ガソリン価格と食品価格の値上がりを背景に前月の+8.6%よりも伸びが加速しており、連邦準備理事会(FRB)が今月のFOMCで0.75%の追加利上げを行うことはほぼ確実視されています。

なお前月比では市場予想の+1.1%に対して+1.3%(前月+1.0%)、変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年同月比で市場予想の+5.7%に対して+5.9%と市場予想以上の伸びとなっていますが、前月の+6.0%からは減少しています。

世界的な問題とは言え、11月に中間選挙を控えるバイデン大統領と民主党にとって高インフレは政治的なリスクになります。バイデン氏は6月のCPI統計について「受け入れ難いほど高水準」とした一方、最近のガソリン価格の下落を考慮すると過去の数値だととも述べています。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「インフレは鈍化しているどころか、加速している」とリポートで指摘。「7月のガソリン価格低下や伝えられている小売りの値引きは物価上昇の勢いを抑える一助になるだろうが、家賃を中心にコア指数に見られる広範な圧力はインフレがまだしばらくはピークに達しない可能性があり、根強い高水準が想定以上に長期化する可能性を示唆している」と述べました。

またFWDBONDSのクリストファー・ルプキー氏は「FRBの努力にもかかわらず、米経済は一段の高インフレ体制に移行しているように見える」と指摘。6月のCPI統計を受け、FRBが後手に回っていることが明らかになったとの見方を示しています。

部門別に見ていくと6月は生活必需品の価格が引き続き非常に大幅な伸びを示し、ガソリン価格は前月比11.2%上昇。電気や天然ガスを含むエネルギーサービスの価格は3.5%上昇と、06年以来の高い伸び。食品価格は前月比1%上昇。前年同月比では10.4%上昇と、1981年以来の大きな伸びとなっています。

財のコストは前月比2.1%上昇。サービスコストは0.9%上昇と、約21年ぶりの大幅な伸びを記録しています。

家賃は前月比0.8%上昇と、1986年以来の大幅な伸び。帰属家賃は0.7%上昇で、約32年ぶりの上昇率となりました。サービス分野で最大の構成要素でCPI全体の約3分の1を占める住居費は0.6%上昇で、前月と同率の伸びを示しています。

中古車の価格は前月比1.6%、新車は0.7%それぞれ伸びています。一方でホテルや航空運賃、レンタカーのコストは過去数カ月は記録的な伸びとなっていましたが、6月は前月比で低下しています。

別の統計によれば、インフレ調整後の実質平均時給は前年同月比3.6%減と、07年までさかのぼれるデータで最大の落ち込みとなり、これで15カ月連続のマイナスとなっています。

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米6月雇用統計 市場予想を大きく上回る伸び!

2022年07月09日

8日、米労働省は6月の雇用統計を発表し、非農業部門雇用者数が市場予想の26.8万人増加に対して37.2万人増加と予想を大きく超え、失業率は市場予想通り3.6%となっています。FRBは高水準のインフレを抑え込むべく急ピッチで利上げを進めており、その弊害として景気悪化が懸念されていますが、少なくとも今回の雇用統計からはその兆候は見られておりません。

なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください

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米6月雇用統計

米労働省は8日に6月の雇用統計を発表し、非農業部門雇用者数が前月比37.2万人増加し、市場予想の26.8万人を大きく超えました。雇用者数の伸びは4カ月連続で35万人超えとなっています。失業率は3.6%と市場予想と一致し4カ月連続で横ばいで推移しています。平均賃金の上昇も引き続き高水準で上昇しており、次の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の追加利上げが現実味を帯びています。

米国ではFRBの急ピッチな利上げにより景気後退が懸念されていますが、現状では企業が労働時間を短縮している兆候は見られず、経済的な理由でパートタイムで働く人も約21年ぶりの水準に減少し、景気後退が差し迫っている様子は見られません。

経済アナリストによると「雇用統計に景気後退を示す兆候を探しても、何も見つからない可能性が高い」とし、「雇用主は大規模な採用を継続しており朗報だ」と述べています。

民間部門は新型コロナ禍中にのパンデミック中に失われた雇用が回復しており、2020年2月の水準を14万人上回っています。一方で政府はなお66.4万下回っています。

雇用者数の伸びを業種別に見ると、専門職・企業サービスが7.4万人増加しています。レジャー・接客も6.7万人増加していますが、新型コロナのパンデミックとなった2020年2月以降は依然として130万人減となっています。製造業は2.9万人増、建設も1.3万人増加しています。

バイデン大統領は「米国のように、過去18カ月間に達成した経済的利益を全て失うことなく、インフレを低下させることができる国は他にない」とし、好調な雇用情勢を評価しています。

6月の時間当たり平均賃金は0.3%上昇で市場予想と一致。5月は当初の0.3%上昇から0.4%上昇へと修正されています。前年同月比は5.1%上昇と市場予想の5.0%上昇を上回りましたが、5月の5.3%からは減速しています。ただ、第1・四半期に人件費が急上昇しており、賃金上昇圧力は依然として高水準となっています。

米国内総生産(GDP)が2四半期連続で縮小するという見方が台頭しているものの、マンハッタン研究所のノア・ウィリアムズ非常勤研究員は、労働市場の逼迫を踏まえ、「米経済が景気後退に陥っている、もしくはその瀬戸際にあったとしても、過去とは大きく異なる性質の景気後退となるだろう」と指摘。「景気後退は主に、雇用減によって特徴付けられ、企業の採用減速から始まる。しかし、そのような動きは依然広範囲で起こっていない」と述べています。

家計調査によると、労働力人口は35.3万人減少。労働参加率は62.2%と、5月の62.3%から低下しています。

また、経済的な理由によるパートタイム労働者は70.7万減の360万人と、2001年8月以来の低水準となっています。

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