FXの自動売買に関しては最も利用度が高いツールがMetaTrader4ことMT4ですが、このシステムは国内外の多くのFX業者が採用しています。
システム自体は同じですが、採用業者によってスプレッドなど様々な違いがあります。
いざMT4を使用して取引をやろうと決めたとき、どういった業者を選べばいいのか悩むケースが多々あると思います。
いったい他の使用者はどういった基準で業者を選んでいるんだろう?
そういった疑問に答えるべく、ある業者がアンケートを実施して、重要視する項目別にまとめたデータがあります。
結果的には、「システム、サーバーの安定性」、「FX会社の信頼度」、「スプレッドの低さ」の3つでおよそ75%を占有しました。
このあたりは当然誰もが重要視する項目です。
ここで注目しなければならないのが「スプレッドの低さ」です。
業者のHPでは「ドル円スプレッド0.1pips」などと耳ざわりの良い文句が書いてありますが、こういった極狭のスプレッドを謳っている業者は、約定時のスリッページが発生する場合がほとんどです。
スプレッドというのは業者が受け取る「手数料」だという事を忘れてはいけません。
ですので、スプレッドの低さは確かに重要ですが「約定力」というのを軽視してはいけません。
またアンケートでは、かなり低い重要度となっていますが「取引レートの更新回数」に注目してください。
取引レートの更新回数というのは、「一定時間にどれだけの値動き回数があったか」ということです。
つまり値動きに対する反応の良さを言っています。
例えば、EAがあるポジションを持っているとします。