5月ISM製造業景況指数 7ヶ月連続の下落!

2023年06月06日

ISM製造業景況指数が1日に発表され、市場予想の47.0に対して46.9と予想を下回りました。また先月の47.1からも下降しました。利上げや物価高の影響でPMIが50を下回るのはこれで7ヶ月連続です。

なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください

MT4 EA

5月ISM製造業景況指数

1日、ISM製造業景況指数が発表されました。 米国の製造業は、新規受注が引き続き急落する中、利上げに伴い5月も7か月連続で縮小しましたが、工場は雇用を9か月ぶりの高水準に押し上げました。

先週木曜日に製造業の調査機関であるISM(Institute for Supply Management)は、5月の製造業PMI(製造業購買担当者指数)が前月の47.1から46.9に低下したと発表しました。これにより、PMIが50の閾値を下回る縮小を示す状態が7か月連続で続き、これは大不況以来最も長い期間です。

PMIの持続的な低水準は、アナリストたちの予想を支持し、経済が今年中に景気後退に陥るというものです。しかし、1990年代中盤や1980年代中盤から終盤など、PMIが50未満の長期間続く時期には景気後退が伴わなかった例もいくつかあります。

ロイターが行ったエコノミストの予測では、5月の指数は47.0に下落すると予想されていました。

製造業は経済全体の11.3%を占めており、連邦準備制度理事会(米国中央銀行)が2022年3月以来行ってきた5%の利上げにより抑制されています。この利上げは、1980年代以来最も速い金融政策の引き締めキャンペーンであり、インフレを抑制するために行われました。

最近の金融市場の混乱に伴い、銀行も貸し出しを引き締めています。また、支出はサービスにシフトしており、通常クレジットで購入される商品から離れています。

在庫を慎重に管理する企業も製造業への圧力を高めています。第1四半期において、企業の在庫は1年半ぶりの最も緩やかなペースで増加しました。

ISM調査の先行指標である新規受注のサブ指数は、先月の45.7から4月の42.6に低下しました。

需要の弱体化に伴い、工場の価格インフレは抑制されています。調査によると、製造業者が支払う価格を示す指数は、前月の53.2から44.2に減少しました。

インフレとの戦いは、価格が高止まりしているサービス業に移行しました。

調査によると、工場の雇用指標は4月の50.2から51.4に増加しました。これは、4月に回復した後、5月においても製造業の雇用がさらに増加する可能性を示唆しています。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の5月ISM製造業景況指数発表時のドル円相場への影響をMT4チャートで見てみると、発表前138.86円付近だったレートは発表後すぐに138.4円ほどまで下落しました。その後はすぐに上昇し発表前のレートに戻りました。なお当社がリリースしている無料MT4 EAについては影響はありませんでした。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では昨年末から徐々にボラティリティが下落傾向にあります。ユーロドル相場についてはドル円よりもさらにボラティリティ下落が激しくなっています。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

当社がMT4で開発したEAはすべて無料で提供しておりますので、ご興味のある方はブログ訪問をきっかにぜひ下のボタンより無料EAを取得されてください。

無料EA一覧