中国の金融緩和策によりドル買い優勢

2015年10月25日

今週はドル買い優勢の週となりました。

その要因を作ったのは主に中国の動向です。

まずは10/19に発表された中国GDPは予想を上回る結果となりました。

これによりドル買いが進みます。

10/20に発表された米住宅指標も強い内容でドル買いに勢いをつけます。

そして10/23に中国人民銀行は政策金利と預金準備率のダブル引き下げを実施。

政策金利の引き下げはこの1年で6回目で4.6%から4.35%になりました。

最近の中国の発表するGDPの数値の信頼性については疑問を呈するアナリストも多く、中国の経済状況は不透明感が漂います。

実際に頻繁に行われる追加緩和からもそれが見て取れます。

仮に本当に粉飾をしているならば、いつまでも隠し通せるものでもなく、いつか必ず実体経済が明らかになるでしょう。

その時は必ず市場は混乱します。

中国の指標発表内容相互の矛盾に関しては注意深く観察する必要がありそうです。

来週10/28にはFOMCの政策金利発表があります。

おそらくここでの利上げは無いでしょうが、年内利上げの可能性についての文言には要注意です。

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