9月利上げの可能性はかなり低い

2016年09月13日

昨日はFRB理事のブレイナード氏の発言がありした。

ハト派、つまり利上げに慎重な立場であるブレイナード理事ですが、昨日の発言では、やはりその慎重姿勢は崩さなかったようです。

その後ロックハート・アトランタ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、両氏の発言もありました。

ロックハート氏の発言は、「インフレ指標は全体としてディスインフレやデフレを示唆してはいないものの、横ばいのトレンドラインは目標を十分に下回っている。私の考えでは、この差はささいなものとは思えない。難しい状態だと思う」。

カシュカリ氏の発言は、「利上げについて率直に言えば、何かをすべきだという大きな切迫感はない」。

つまり両氏とも利上げに対しては慎重姿勢のようです。

先週末は、ローゼングレン・ボストン連銀総裁とカプラン・ダラス連銀総裁が、利上げを肯定する発言をしたため、ドル買い有利の相場になりましたが、ブレイナードFRB理事らの発言は、市場の利上げ期待の高まりを一旦鎮めるものになりました。

事実FED Watchでは、9月利上げ確率は24%から15%に、12月利上げの確率も59.2%から54.5%に低下しています。

今週は小売売上高や消費者物価指数が発表されますが、仮にそれらが予想以上の内容であっても、これまでの流れから9月利上げの可能性は低いと市場は見ているようです。

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