12月のEAは快勝、年末相場でも強さを発揮

[更新日:2026年01月01日]

2025年12月のリリース中のEAは旧バージョン、新バージョン共に良い成績を納めることができました。為替市場は、「金利を動かす材料は多いのに、結局ははっきりした方向が出にくい」という年末らしい相場でした。大きなテーマは、米国は利下げが進み、日本は利上げを進める一方で、欧州は様子見が続いたことです。ただし「利下げ=ドル安」「利上げ=円高」と単純にはならず、景気の強さや不安、データの信頼性、年末の資金移動が絡み合い、主要通貨は行ったり来たりしながら月を終えました。

米国では12月のFOMCで政策金利が0.25%引き下げられましたが、決定に反対票が3票出たこともあり、委員会内で「景気が冷えるなら早めに下げたい」側と「まだ慎重に」側の温度差が意識されました。また声明文の文言が微妙に変わり、追加の利下げは“いつ、どの程度”なのかを見極める姿勢がにじみ、会合直後はドルが売られても、その後は「次は急がないのでは」と見直されやすい地合いでした。

雇用面では、遅れて公表された11月の非農業部門雇用者数が+6.4万人と市場予想をやや上回った一方、失業率は4.6%へ上昇し、「雇用は粘るが、少しずつ息切れも見える」という解釈になりました。市場では雇用が急激に悪化していない限り、利下げのペースはゆっくりになると判断され、ドルの下支え材料にもなりました。

一方、物価では11月の米CPIが前年同月比2.7%、食品とエネルギーを除くコアが2.6%と、予想より落ち着いた数字になりました。ただし政府機関閉鎖の影響で前月比が公表されないなど“読みづらさ”もあり、「インフレは落ち着くが、確信は持ちにくい」という受け止めが相場の振れを増やしました。

日本では11月の全国CPIは総合が前年同月比2.9%上昇、生鮮食品を除くコアが3.0%上昇で、物価がまだ高い伸びを保っていることが示されました。 こうした環境の中で、日銀は12月の金融政策決定会合で短期金利を0.75%程度へ引き上げました。利上げは円高要因になりやすいものの、米国との金利差がなお大きいこと、日銀自身が「緩和的な環境は維持」と説明していることから、円買いは続きにくく、反応は一方向に伸びませんでした。

来月に向けては、「米国の物価と雇用が本当に減速しているのか」が最大の焦点になります。前月比が欠けたCPIの次は、より通常に近い形で出てくるデータが増えるため、そこで利下げのペース観測が改めて動く可能性があります。同時に、日本は利上げを実施した後の経済と物価の反応、円安が家計負担にどう波及するかが注目されます。欧州は据え置きが続くほど、米国側の材料に振られやすくなるため、ユーロは“自力で動く”より“ドルの強弱に乗る”局面が増えそうです。大きな材料が出た日ほど値幅が広がりやすい一方、材料が薄い日は元のレンジに戻りやすいという12月の癖を踏まえ、無理に追いかけず、重要指標の前後で相場がどちらに反応しやすいかを丁寧に確認する姿勢が有効だといえます。

■ 2025年まとめ

2025年の為替市場を振り返ってみると「米ドルの弱さが目立つ一方、円は思ったほど強くならない」という一年でした。物価が落ち着き始めた国では金利を下げる動きが進み、国どうしの金利差がじわじわ縮む方向に向かったことが、通貨の力関係を変えました。米国は秋以降に3会合連続で利下げを行い、年末の政策金利は3.50〜3.75%まで下がりました。

欧州は3月と6月にそれぞれ0.25%ずつ利下げし、預金金利は2.00%まで低下した後は据え置きが続きました。日本は段階的な正常化が続き、年初に0.5%程度へ引き上げたうえで、12月には0.75%へ追加利上げしました。こうして主要国の方向感が揃いにくい中で、相場は「どの国の景気が強いか」「次の金利変更がいつか」を毎月のデータで繰り返し評価する展開になりました。

結果として米ドルは通年で下落し、主要通貨に対する総合的なドルの強さを示す指数は2025年に約9.6%下がりました。財政や政治をめぐる不透明感も、ドルの重しとして意識されやすい一年となり、ユーロは対ドルで年間+13%台と大きく上昇し、ドル安の流れを象徴する動きになりました。

以上を踏まえると、2025年は“金利の方向”だけで決め打ちすると外しやすく、「景気」「物価」「政策当局の温度感」がそろったときに初めてトレンドが伸びる一年だった、と整理できます。また2026年は主要国の金融政策が急変しにくく相場がレンジ寄りで値動きが反復し安定しやすいため、例年以上にEAトレードに期待が持てる1年になりそうです。

2026年1月は、29日のFOMCに注目が集まっています。発表時には相場が大きく乱高下するおそれがありますので発表前には事前に保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

発表時には相場が大きく乱高下するおそれがあるため、事前に保有ポジションの決済とEAの稼働停止をお勧めします。

MT4でのEAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のページを参考にしてください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について

■ 2025年12月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定(推奨設定)フル稼働、Swap含まず公表。()内は重要指標発表でもEAをフル稼働した場合の結果です。

【旧バージョン】
・Samurai        + 5.59%(+ 7.40%)
・Rider          + 3.88%(- 3.75%)
・Alpen          + 3.75%(左に同じ)
・Aura          + 3.30%(左に同じ)
・Flow          + 1.28%(左に同じ)
・Gold_EA11        + 1.12%(左に同じ)

【新バージョン】
・Gold_EA12        + 16.75%(左に同じ)
・Samurai2        + 6.76%(+10.46%)
・Aura2          + 2.32%(左に同じ)
・Rider2          - 1.12%(左に同じ)
・Flow2          + 1.09%(左に同じ)
・Alpen2          + 0.73%(左に同じ)

■2026年1月の注目経済指標

1月5日 米 ISM製造業景況指数(24:00)
1月9日 米 雇用統計(22:30)
1月13日 米 消費者物価指数(22:30)
1月23日 日 日銀政策金利発表(11:00~14:00)
1月29日 米 FOMC政策金利(4:00)

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