5月のEA結果、SARFX11は14ヵ月連続利益

[更新日:2024年06月01日]

5月のMT4専用のリリースEAは利益が出たEAは多かったものの一部のEAに損失が生じたものもありました。SARFX11については14ヵ月連続で利益を上げています。ドル円の為替相場は、4月29日の日銀による為替介入、5月15日の米消費者物価指数の影響で一時的にドルが売られる場面が見受けられましたが、全体的にはドル買い(円安)相場となりました。しかし、為替介入を警戒してか動きの勢いは弱く、ゴトウ日に当たる30日には利益確定の決済からか大きく相場が下落しました。先月末から上昇していた相場ボラティリティは月の半ば過ぎからは大きく下落し、出来高も減少していることから、しばらくはナーバスな相場になりそうな気配です。ユーロドルに関しても状況はドル円とほぼ変わりません。

さて米国経済については14日にパウエルFRB議長の発言があり、全体的には好調ではありますが、消費者物価指数をみる限り米国のインフレ率は高止まり傾向にあり、金融政策の効果はそれほど発揮されておらず、忍耐強く政策の効果を待つ必要があるとのことで、今後利上げに踏み切る可能性は低いものの、現在の政策金利を当面は維持する必要があるとの考えを示しました。今後のFOMCは6月12日、7月31日に予定されていますが、どちらも市場予想は現状維持が圧倒的に支持されています。一方で欧州については消費者物価指数が2%台に落ち着いている状況です。ECB政策金利は2022年7月から上昇が続き現在4.50%になっていますが、次回6月6日のECB政策金利発表で動きがありそうです。市場は4.25%に利下げが実行される予想をしています。

6月は先述したとおり6日に発表されるECB政策金利に注目が集まっています。利下げが実行されれば2022年以降の主要国では初めての利下げになります。英国のインフレ率も同様に2%台に下がってきており、20日のBOE政策金利に影響を及ぼす可能性もあります。発表時には相場が大きく乱高下するおそれがありますので発表前には事前に保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

MT4でのEAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のサイトを参考にされてください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について

■ 2024年6月の注目経済指標

6月6日 欧 ECB政策金利(21:15)、ECB総裁発言(21:45)
6月7日 米 雇用統計(21:30)
6月12日 米 消費者物価指数(21:30)
6月20日 英 BOE政策金利発表(20:00)

■ 2024年5月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。()内は重要指標発表でもEAをフル稼働した場合の結果です。

・WADX12         + 6.89%(左に同じ)
・SARFX11        + 1.74%(左に同じ)14ヵ月連勝中
・CCITrade8       + 1.38%(左に同じ)
・Gold_EA6        + 0.73% (左に同じ)3ヵ月連勝中
・UJTrade3        - 6.31% (左に同じ)
・BoxFX15         - 6.11%(左に同じ)

配布しているMT4専用のEAはダウンロード無料です。是非この機会に無料EAをご取得ください。

■ 良くあるお問合せ

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