4月のEA結果と最新EAの配布予定日の案内

[更新日:2024年05月01日]

4月の為替相場はドル円ではボラティリティが低く一方的に円安が進む相場でしたが29日には為替介入が実行され相場が激しく動きました。ユーロドルは高いボラティリティで上下に激しい動きを見せ、4月中旬に大きなドル高トレンドが発生し、それ以外ではユーロ高相場になりました。当社のMT4 EAは為替介入の影響は受けませんでしたが一部EAが損失という結果になりました。

当社で無料配布をおこなっているMT4専用のEAですが、現在の相場に対応できるように、来週中ごろを目途に全てのEAにアップデートを施し、皆様にリリースする予定としています。EA配布の際にはWEBサイトおよびメルマガにてご案内しますのでお見逃しのないようお願いいたします。

主要な経済指標に目を向けると、米雇用統計では非農業部門別雇用者数が予想を大きく上回る伸びを見せ、失業率も低下し、順調な雇用状況を示しました。一方で米消費者物価指数は予想を上回り、いまだ3%後半を維持し物価高が根強く残っており、FRBとしてもまだ利下げの時期を具体的に決められる状況ではない事が伺い知れます。また4月は米国の政策金利発表はなかったものの、欧州中央銀行(ECB)からは政策金利発表があり、現状維持の4.50%となっています。また日銀の金融政策決定会合も発表されましたが、期待されていた金融緩和はなく失望感から円が売られ160円を超えるレベルまで円安が一気に進みました。そしてついに29日、5兆円規模と言われている為替介入が実行され、ドル円は154.5円付近まで一気に6円近く下落しました。その後は157円まで回復している状況です。なおこの介入は介入が実行されたかどうか公表されない「覆面介入」となっています。そんな状況の中当社のEAは、乱高下の激しかったユーロドルを対象とするEAに一部損失が見られました。

5月は1日に予定されているFOMCおよびパウエル議長発言に注目が集まっています。市場予想では99.9%現状維持となっており、今回のFOMCでの利下げの確率はほぼゼロでしょう。先述したとおり米国では消費者物価指数が高止まりしており、FRBも動くに動けない状況が続いています。FRBが現状についてどう考えているのか、また今後の展開をどう予想しているかが、政策金利発表後のパウエル議長の発言で聞かれる可能性があります。発表時には相場が大きく乱高下するおそれがありますので発表前には事前に保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

その他の注目の経済指標発表時でも相場が大きく乱高下する恐れもありますので、事前にMT4での保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。MT4でのEAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のページをご参考ください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について

以下ページにはEAの取引数や利益率を増やすための最適なパラメーター設定をご案内しています。ページの案内に従いMT4で設定を変更することで取引数や利益率が高まる可能性がありますのでご参考にしてみてください。

取引数を増やす、利益率を高める設定

■ 2024年5月の注目経済指標

5月1日 米 FOMC政策金利発表(27:00)、パウエル議長発言(27:30)
5月3日 米 雇用統計(21:30)
5月15日 米 消費者物価指数(CPI)(21:30)
5月22日 米 FOMC議事要旨(27:00)

■ 2024年4月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。()内は重要指標発表でもEAをフル稼働した場合の結果です。

・SARFX10        + 7.16%(+ 0.07%)13ヵ月連勝中
・Gold_EA5        + 5.01%(+ 5.01%)2ヵ月連勝中
・UJTrade2        + 0.18%(+ 0.43%)2ヵ月連勝中
・BoxFX14         - 0.54%(- 4.01%)
・WADX11         - 7.37%(- 15.99%)
・CCITrade7       - 14.08%(- 12.74%)

配布しているMT4専用のEAはダウンロード無料です。是非この機会に無料EAをご取得ください。

■ 良くあるお問合せ

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