11月の為替相場は乱高下の激しい荒れた相場

[更新日:2023年12月02日]

11月の為替相場は米ドルに関しては147円から152円の間で乱高下をする荒れた相場になりEAにも大きく影響しました。ユーロドルに関してはユーロ高のトレンドが発生し一見すると安定相場のようにも見えましたが、日によって激しい乱高下が起きるなど、こちらも荒れた展開となりました。

荒れた状況を作った要因は、主要の経済指標の結果が良いものと悪いものが混じり合い、相場も行き先を見失ったことだと思われます。これまでの相場を動かす主要因であった世界的な物価高については米国では前年同月比3.2%、同じく欧州では2.9%と、理想値である2.0%ラインにほぼほぼ近づいてきています。しかし米国雇用統計の結果は全米自動車労組(UAW)による三大自動車メーカでのストライキが影響したとはいえ、失業率は3.9%に悪化、非農業部門雇用者数も18.0万人増の市場予想に対して15.0万人増と大きく予想を下回り、労働市場が失速している結果となっています。リリース中のEAについては荒れた相場の中でいくつかのEAに損失が発生しましたが、注目の経済指標時のポジションの決済およびEAの稼働停止を行っていれば、損失はわずかとなっております。

さて12月ですが8日の雇用統計に注目が集まっています。11月の雇用統計にて米国の雇用状況に悪化の兆しが出ており、市場も今後の雇用状況に注視している状況です。また13日の今年最後のFOMCにも注意しください。市場予想は圧倒的に現状維持を支持しておりますが、今年最後となることから多くのポジション決済が出て一時的に相場が荒れる恐れがあります。市場予想は圧倒的に現状維持ですが、今回の日銀の金融政策の事もあり一段と円安が進むかもしれません。発表時にはその他の注目の経済指標発表時同様に、事前に保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

その他の注目の経済指標発表時でも相場が大きく乱高下する恐れもありますので、事前にMT4での保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。MT4でのEAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のページをご参考ください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について

以下ページにはEAの取引数や利益率を増やすための最適なパラメーター設定をご案内しています。ページの案内に従いMT4で設定を変更することで取引数や利益率が高まる可能性がありますのでご参考にしてみてください。

取引数を増やす、利益率を高める設定

■ 2023年12月の注目経済指標

12月1日 米 パウエルFRB議長発言(25:00)
12月8日 米 雇用統計(22:30)
12月12日 米 消費者物価指数(22:30)
12月13日 米 FOMC(28:00)、パウエルFRB議長発言(28:30)
12月22日 米 個人消費支出(22:30)

■ 2023年11月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。()内は重要指標発表でもEAをフル稼働した場合の結果です。

・CCITrade6       + 3.41%(左に同じ)
・UJTrade1       + 2.06%(- 4.74%)
・SARFX9        + 0.82%(- 6.58%)
・BoxFX13        - 0.54%(- 7.82%)
・Gold_EA4        - 2.32% (- 2.32%)
・WADX10         - 7.56%(- 9.90%)

配布しているMT4専用のEAはダウンロード無料です。是非この機会に無料EAをご取得ください。

■ 良くあるお問合せ

MT4 EAがポジションを持たない場合の対象方法

バックテストの方法

今後とも当サイトを宜しくお願い致します。

大注目の人気コンテンツ