2021年の総括と2022年のMT4 EAについて
2022年の最初の記事は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた2021年のEAや為替相場の全体的な総括と、2022年に開発をおこなっていくMT4 EAの方向性、昨年12月のEA取引結果についてご案内していきます。旧年は格別のご厚情を賜り誠にありがとうございました。本年2022年も変わらぬご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。
■ 2021年総括と2022年のMT4 EAについて
2021年前半の為替相場は、2020年から続く新型コロナウイルスの影響を受けて不安定ではありましたが、中期からワクチン接種が進んだことで世界経済が上向き安定相場に変わり、当社のMT4専用のEAが好成績となりました。しかし、12月の後半に入るとオミクロン株の大流行が始まり、再び為替相場は大荒れとなりMT4で自動売買をおこなうEAにとって非常に難しい相場となりました。
現在は世界経済が上昇基調でありMT4を使って自動売買をおこなうEAには絶好の相場とも考えられていますが、半導体をはじめとした工業製品の原材料不足によって世界中の製造業が頭を悩ませています。その他にも木材不足により住宅価格が高騰しているなど今後の経済成長の頭を抑える形も懸念されています。
2021年にMT4で開発をおこなったEAはそれなりの結果を残しましたが、荒れた相場でのトレードではパフォーマンス不足だと認識しています。今後も様々な相場状況に対応できるようにMT4でのEAの研究や開発を続けていきます。
■ 2022年は、新型コロナや米国利上げが相場を動かす
2022年の為替相場は落ち着いて始まると市場では予想されていますが油断はできません。新型コロナウイルスのオミクロン株に続く新たな変異株の発生も懸念材料とされています。オミクロン株の発生時は、テクニカル指標を無視して相場が乱高下し大荒れしました。このような為替相場では、MT4を使ってEAの対策やカスタマイズを施しても対応には限界がありますので、今後同様の出来事が発生した際にはMT4からEAの発注ロットを減らしたり、EAの稼働停止をおこない様子を見ることをおすすめします。
その他にも2022年に為替相場を大きく動かす可能性のある材料として、米国の利上げがあります。2022年の早い段階で米国の利上げがおこなわれると市場が予想しています。新型コロナウイルス発生以来の初めての利上げとなりますので利上げの発表時は大きく為替相場が動くおそれがあります。利上げがおこなわれる可能性が高くなればメルマガ等でお知らせいたします。
■ 2021年12月のMT4 EAの報告と結果
2021年12月の為替相場はオミクロン株の流行で大荒れの展開になりました。後半は相場も落ち着きMT4で稼働する当社のEAは良いパフォーマンスを見せましたが、前半の損失を取り戻すにはいたりませんでした。
1月は26日におこなわれる米国のFOMCに大きく注目が集まっています。1月26日の利上げはほぼ無いと考えられていますが、市場は早ければ3月のFOMCで利上げがおこなわれると予想されています。FOMC後のFRB議長発言が何らかのヒントになる可能性があります。これらの発表時には為替相場が大きく乱高下し、EAに影響を及ぼす恐れがありますので、他の注目経済指標と同様にMT4で事前に保有ポジションを決済したり、EAの稼働停止をおこなうことをおすすめします。
以下ページにはEAの取引数や利益率を増やすための最適なパラメーター設定をご案内しています。ページの案内に従いMT4で設定を変更することで取引数や利益率が高まる可能性がありますのでご参考にしてみてください。
■ 2022年1月の注目経済指標
1月5日 米 FOMC議事要旨(28:00)
1月7日 米 雇用統計(22:30)
1月14日 米 小売売上高(22:30)
1月26日 FOMC(28:00) パウエルFRB議長発言(28:30)
■ 2021年12月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)
デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。()内は重要指標発表でEAをフル稼働した場合の結果となります。
・FXAR12 + 5.38%(左に同じ)
・SARFX1 0.00%(左に同じ)
・SRTrade3 ― 1.49%(左に同じ)
・BoxFX5 ― 1.51%(左に同じ)
・WADX3 ― 3.84%(左に同じ)
配布しているMT4専用のEAはダウンロード無料です。是非この機会に無料EAをご取得ください。
■ 良くあるお問合せ
・MT4 EAがポジションを持たない場合の対象方法今後とも当サイトを宜しくお願い致します。