謹賀新年、2020年総括と2021年の相場予想

[更新日:2021年01月04日]

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。当サイトは運営から12周年を迎えることになりました。新型コロナウイルスの影響で、100年に一度とも言われている類をみない相場状況となっていますが、当社では引き続きMT4 EAの改善と開発を進めていき、パフォーマンス向上を継続して追求してまいります。本年もよろしくお願いいたします。

■2020年総括

2020年の為替相場は終始、新型コロナウイルスの情報に振り回された1年となりました。特に10月以降に新型コロナウイルスの感染者が大きく増加してくると、相場は乱高下を繰り返すようになりました。

その他にもアメリカ大統領選挙や英国のEU脱退などもありましたが、新型コロナウイルスの影響に隠れてしまい相場の動きを変えるような材料には繋がりませんでした。

世界的に経済活動が大きく落ち込んでいる中、主要国は様々な経済対策を打ち出していますが、その効果は限定的となっており、さらに政策金利は下げられるところまで下げているため、これ以上は金利調整では対応できない状況になっています。

そんな100年に一度とも言われる類を見ない相場状況の中で当社がリリースしているEAにも様々な対策を施してきましたが、対応することが難しくなかなか満足いく結果を出すことはできませんでした。今後も引き続き改善に向けて開発をすすめ、パフォーマンス向上を追求していく所存です。

■2021年相場予想

2021年もこれまでの流れどおりに為替相場は新型コロナウイルスの影響を受けることになりそうです。主要各国の金融政策はもうやれることがないところまできていますので、これ以上の効果は期待できません。

今後為替相場の安定に期待が持てるとすれば、欧米で開始されたワクチンが早期に効果を発揮することです。ワクチンが効果を発揮し感染者数が減少すれば、必然的に経済活動が活性化し為替相場も安定するでしょう。

経済活動が新型コロナ前の状況に戻っていけば、為替相場は安定的にドル買いユーロ買いの相場になりますので流れが読みやすくなります。そのような状況にどれだけ早く到達できるかが市場の目先の注目点になるかと思われます。

その他に為替相場に影響をあたえそうな材料は、EUを脱退したイギリスの状況です。イギリスとEUは新たなFTA(自由貿易協定)を結びましたがその影響については不透明な部分も多く、今後も双方の対応に注視が必要でしょう。

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