11月結果 8割のEAが勝利。難しいドル円相場

[更新日:2019年12月02日]

11月は相場を動かす材料がほとんどなくボラティリティがかなり狭くなりました。特にドル円のボラティリティが目立って減少しています。ユーロドルのボラティリティも減少傾向にはありますが何とかある程度のレべルで保たれているような状況です。このように取引高が薄く荒れやすい相場の中、リリース中のMT4 EAはドル円を対象にしたEAは損失、ユーロドルを対象にしたMT4 EAは安定した成績となりました。

11月の相場をなんとか動かしたのは米中貿易協議の動向でしたが12月も同様の傾向になりそうです。しかしここ最近、市場の楽観的な見方が広がっており、関係要人の発言に対しても相場の反応が鈍い状態が続いています。

また今年最後にはFOMC政策金利発表が予定されており、12月11日には注目です。10月に利下げが行われて、市場は12月の追加利下げの可能性を探っていましたが、雇用統計を含めここ最近の経済指標が強い内容が多かったことから現状維持の見方が圧倒的のようです。

とはいえ追加利下げの可能性も残っており、またFOMCの後のパウエル議長発言で想定外の発言が出る可能性もあります。当日は発表の前後に相場が乱高下する恐れがありますので、他の注目経済指標と同様に、事前に保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

また12月中旬にはMT4 EA「FXAR4」をアップデートし入れ替えリリースをする予定となっています。

EAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のページを参考にしてください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について

また、リリース中のEAで取引数を増やす設定を以下ページに公開しています。積極的にパラメーター変更することをお勧めしませんが、取引数の増加を望まれる方には参考になると思います。

リリース中のMT4 EAの取引数を増やす設定について

■ 2019年11月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。
()内は重要指標発表で、EAを停止した場合の結果となります。

・RegFX4     + 94.5pips(左に同じ)
・RSIlogic4    + 4.78%(+ 2.59%)※
・WSTC01     + 1.0%(左に同じ) ※
・PTSTR2     + 0.88%(左に同じ)※
・FXAR4      - 18.4%(左に同じ)※

※、FXAR4、WSTC01、RSIlogic4、PTSTR2は最大損失率を基準にしているEAであるため、EAの成績は証拠金残高に対する損益率(%)で記載しています。

■ 12月の注目経済指標

12月5日 米 雇用統計(22:30)
12月11日 米 FOMC政策金利発表(28:00)、パウエルFRB議長発言(28:30)
12月19日 英 BOE政策金利発表(21:00)

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■ 良くあるお問合せ

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