4月結果 USDJPY対象EAが好調!本日深夜3時は重要指標!

[更新日:2019年05月01日]

4月は相場を大きく動かす材料に乏しく相場のボラティリティもここ数年で最も小さなものになりました。その中で最も注目を集めたのはやはりEU離脱問題でした。4月12日に離脱期限を迎える予定だった英国は、4月10日にEU側と2019年10月31日まで離脱期限を延期することで合意しました。

当社のMT4 EAにおきましては、EURUSDを取引対象としているMT4 EAのいつくかに損失が出ましたが、USDJPYを取引対象としているMT4 EAは先月に引き続き好調な結果になりました。

さて5月ですが、やはり英国のEU離脱問題に注目しなければなりません。英国のEU離脱期限は10月31日までに延期されましたが、この合意にはEU側から3つの条件が出されました。

1.EU離脱は「最長10月31日まで」、かつ離脱協定の批准に「必要な期間だけ」延期される

2.イギリスは5月23日の「欧州議会選挙に参加しなくてはならない」。参加しなかった場合、イギリスは6月1日にEUを離脱する

3.欧州理事会は、離脱協定の再交渉はしない

2番目の条件によって、欧州議会選挙に参加しなければ英国は最短で6月1日には「合意なき離脱」をすることになりますが、合意なき離脱は英国にとって避けたい結末ですので欧州議会に参加しないという可能性は低いかと思います。

もし今後労働党との協議が進展しない場合は、英国がとる行動はいくつか考えられます。

・再度の国民投票
二度目の国民投票を行うことで離脱するかEUに残留するかを問う可能性があります。

・総選挙の前倒し
英国では下院の3分の2以上が賛成すれば総選挙を前倒しで実施することが可能です。総選挙を実施することで現在の膠着状態を抜け出すことが期待できそうです。

・内閣不信任案の提出
2019年の1月25日に労働党はメイ首相の不信任案を提出しました。この時は僅差で内閣不信任決議を回避しましたが、労働党は今後いつでも再度内閣不信任案を提出することが可能です。もし内閣不信任案が決議されれば総選挙が実施されます。

他にもいくつかの可能性が考えられますが、どのような行動がいつ行われるかは分かりませんので注意が必要です。

また5月1日のFOMCにも注目です。ここでの利上げや利下げの可能性はかなり低く、現状維持というのが市場の見方です。ただし先日トランプ大統領がFRBに対して利下げや量的金融緩和を要求したことで今後のFRBの動きに注目が集まっています。FOMC発表後にはパウエルFRB議長の会見があり、ここで何らかのヒントとなる発言があるかもしれません。

当日は一時的に相場が乱高下するおそれがありますので他の注目経済指標と同様に、事前に保有ポジションを決済しEAの稼働を停止されることをお勧めいたします。

EAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のサイトを参考にされてください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について
https://mt4-ea.com/blog/4118/

■ 2019年4月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。
()内は重要指標発表で、EAを停止した場合の結果となります。

・RSIlogic2.1   + 2.64%(左に同じ)※1
・FXAR1        + 1.29%(+5.58%) 2ヶ月連勝 ※1
・Proto7V7.1    + 0.4%(+0.59%) 6ヶ月連勝 ※1
・RegFX2       - 49.6pips(左に同じ)
・2PTFX2       -252.9pips(左に同じ)

※1、RSIlogic2.1、Proto7V7.1、FXAR1は最大損失率が基準のEAのため、EAの成績は証拠金残高に対する損益率(%)で記載しています。

■ 5月の注目経済指標

5月1日 米 FOMC政策金利発表(27:00)、パウエルFRB議長発言(27:30)
5月3日 米 雇用統計(21:30)
5月21日 米 パウエルFRB議長発言(8:00)
5月22日 米 FOMC議事要旨(27:00)

EAのダウンロードは無料です!是非「無料EA」を無料取得してください。

■ 良くあるお問合せ

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今後とも当サイトを宜しくお願い致します。

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