2014年度の総括と12月のトレード結果
謹賀新年、本年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。
2014年が終了し、今年も当MT4 EAサイトを多くの方にご利用いただき、無料配布している無料EAも非常に多くの方にダウンロードをいただきました。毎年のことではありますが2014年の為替相場の総括と、2015年の為替相場の予想をお伝えさせていただきます。
■2014年全体の為替相場の総括
2014年は、前半と後半で大きく事情が異なる内容となりました。前半は相場を動かす材料に乏しく、ボラティリティの狭い相場が続き、当サイトからリリースしたニュースの殆どがボラティリティ関連のお話となりました。後半は日銀のサプライズ金融緩和やアメリカ経済の好調に支えられ、活発な相場の動きが演出されました。
■2015年の為替相場の予測
アメリカの利上げと、その時期が注目ポイントとなるでしょう。市場の予想では2015年半ばには利上げがおこなわれると考えられているようですが、経済指標や市場の動向によっては早期利上げが行われる可能性も示唆されています。
2015年は、間違いなくアメリカの経済指標を中心に相場が動くでしょう。雇用統計やFOMC、FRB議長発言は、これまで以上に注意が必要となりそうです。
■2014年12月のトレード結果詳細
円安ドル高の流れの中で、地政学リスクによる一時的なドル売りやクリスマス休暇によるボラティリティ低下の影響で難しい相場でした。MT4 EAが大きなトレード損失を受けたのは12月4日はドラギECB総裁発言の日でしたので、メールやWEBで注意を促した為、殆どの方が損失を避けたと思われます。
■2014年12月のEA取引結果
以下、( )内の結果はドラギECB総裁発言の指標時にEA稼動を停止していた場合の結果です。
・W Entry System3 + 47.2 pips・Proto7 V2 - 2.0 pips
・TripleTacForex2 - 0.8 pips
・WPR_ST -122.9 pips(+32.6 pips)
・TLBreak2 -430.5 pips(+27.0 pips)
※ EA結果に大きな誤差がある方は、EA設定の誤りである可能性がありますので結果に乖離がある場合はお問合せください。
◆ 1月の注目経済指標
12月2日 米 イエレンFRB議長発言(22:30)12月3日 米 11月ADP雇用統計(22:15)
12月4日 英 BOE金利発表(21:00)、欧 ECB政策金利発表(21:45)ドラギ総裁会見(22:30)
12月5日 米 11月雇用統計(22:30)
12月8日 日 四半期GDP(8:50)
12月14日 日 衆議院選挙(※ 翌月曜日の相場に影響する可能性有り)
12月17日 英 英中銀政策委員会議事要旨発表(18:30)、米 FOMC政策金利発表(28:00)
12月19日 日 黒田日銀総裁会見(15:30)
今後とも当サイトを宜しくお願い致します。