2014年10月はMT4 EAには厳しい相場展開
[更新日:2014年11月01日]
2014年10月も、ボラティリティは回復傾向にあります。ユーロドルは日足レベルで平均100pipsを超え、これは昨年の8月と同等のボラティリティとなります。しかし、為替相場は乱高下を繰り返して安定性に欠ける値動きとなっため、MT4 EAには厳しい展開となりました。
特に10月6日のドル安の値動きは、市場を動かす材料が無い中での利益確定のドル売りの動きが見られ、相場の事前予測が困難な避けられない損失となってしまい、2014年になり初めての大きな損失を計上してしまいました。
損失が避けられない相場ではありましたが、メルマガで案内した「10月相場の注目指標」での指標前後にEA稼動対策をおこなった方は、成績の悪化を防げたMT4 EAも見られた事から、やはり為替相場を大きく動かす可能性が高い重要指標時は、MT4 EAの稼動停止や発注量のコントロールが重要と言えます。
なお、10月31日に日銀が追加緩和のサプライズ発表しましたが、11月についても日銀の動向には注意が必要でしょう。
■2014年11月相場の注目ポイント
11月5日 日 黒田日銀総裁発言(11:30)、米 ADP雇用統計(22:15)11月6日 日 日銀金融政策決定会合議事要旨発表(8:50)、英 BOE金利発表(21:00)、欧 ECB政策金利発表(21:45)ECB総裁記者会見(22:30)
11月7日 米 10月雇用統計(22:30)イエレンFRB議長発言(24:15)
11月19日 日 日銀金融政策決定会合後発表(時間不明)、欧 英中銀金融政策委員会議事要旨(18:30)、米 FOMC議事要旨(28:00)
■2014年10月のEAトレード結果()の中の数値は、重要指標発表時に無料EAを停止していた場合の結果です。
・TLBreak2 -316.7 pips(+124.1pips)・Proto7 V2 - 87.2 pips(+ 29.8pips)
・WPR_ST -326.6 pips(- 70.7pips)
・TripleTacForex2 -239.1 pips(-150.7pips)
・W Entry System3 -215.6 pips(-227.7pips)
※ EA結果に大きな誤差がある方は、EA設定の誤りである可能性がありますので結果に乖離がある場合はお問合せください。
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