8月のFXトレード成績も全体的に良好

[更新日:2024年09月02日]

8月の為替相場のボラティリティを前月と比較するとドル円は下落、ユーロドルは上昇と先月とは真逆の結果になりました。ドル円についてはボラティリティの低下は見られるものの十分な値幅がありFXトレードには影響はなさそうです。当社がリリースしているMT4専用のEAも全体的に取引数が多く結果も良好となりました。

8月の主な経済指標に目を向けてみると、米雇用統計では非農業部門雇用者数と失業率が市場の予想を下回り労働市場の悪化、景気後退の懸念が高まる結果になりました。しかし、ISM非製造業景況指数では前月の結果を上回り新規受注指数が52.4、雇用指数も51.1と好況不況の分かれ目となる50.0を上回る結果となり(50を上回ると好況、下回ると不況)、雇用統計の悪化は労働市場の悪化を示唆するものではなく一時的なものであるという見方もあるようです。また、米消費者物価指数は2021年3月以来初めて3.0%を下回り2.9%となりました。また卸売物価指数も伸び率が大きく鈍化しておりインフレが沈静化しいていることが示唆されています。

2024年9月は18日のFOMCに大きな注目が集まっています。2022年3月に0.25%から0.5%へと利上げが行われて以来、初めての利下げが実施される予想となっています。利下げが行われる可能性は市場予想ではほぼ100%となっており、市場の興味は利下げ率が0.25%なのか0.5%なのかに別れているような状況です。8月に発表された消費者物価指数は先述したとおり2.9%と予想を下回りましたが、それでも米国がインフレターゲットとしている2.0%は現時点でも上回っており、6日に発表される雇用統計で大きく労働市場の悪化が示唆されないかぎり0.5%の大幅な利下げの可能性は小さいと見られます。発表時には相場が大きく乱高下するおそれがありますので発表前には事前に保有ポジションを決済しMT4でEAの稼働を停止することをお勧めいたします。

MT4でのEAの稼働停止および再稼働についてのタイミングは以下のページを参考にしてください。

MT4 EAの経済指標発表時の稼働停止の必要性について

■ 9月の注目経済指標

9月6日 米 雇用統計(21:30)
9月11日 米 消費者物価指数(21:30)
9月12日 欧 ECB政策金利(21:15)
9月18日 欧 消費者物価指数(18:00)、米 FOMC(27:00)
9月27日 米 個人消費支出(21:30)

■ 2024年8月のEAトレード結果(若干の誤差はご容赦ください。)

デモ口座実稼動、EAデフォルト設定フル稼働、Swap含まず公表。()内は重要指標発表でもEAをフル稼働した場合の結果です。

・BoxFX15        + 10.44%(+ 2.89%)3ヵ月連勝中
・SARFX11        + 9.01%(+ 3.46%)
・UJTrade3       + 2.20% (左に同じ) 2ヵ月連勝中
・WADX12         + 1.07%(左に同じ) 2ヵ月連勝中
・Gold_EA6        - 6.73%(- 15.9%)
・CCITrade8       - 6.89%(左に同じ)

配布しているMT4専用のEAはダウンロード無料です。是非この機会に無料EAをご取得ください。

■ 良くあるお問合せ

MT4 EAがポジションを持たない場合の対象方法

バックテストの方法

今後とも当サイトを宜しくお願い致します。

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