build600にMT4が大幅バージョンアップ

2014年02月10日

先日MT4がbuild600系にバージョンアップしましたが、これまでのバージョンアップと異なり、かなり大掛かりなものになっています。

そのため既存のEAが稼動しないなどの不具合が出ているようですので、対応策を説明しておきます。

一番の大きな問題点は、EAの格納フォルダが変更したことです。

以下の手順でEAを格納してください。

①MT4の「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックする。

Build600-0

②「MQL4」をクリックする

Build600-1

③「Experts」フォルダがあるので、その中にEAを格納する

Build600-2

以上でEAの格納は終了です。

MT4を再起動させると反映されます。

またインジケーターやスクリプトなどは、EA同様「MQL4」フォルダ内の「Indicators」、「Scripts」にそれぞれ格納すればけっこうです。

次にヒストリカルデータの格納場所です。

先ほど同様、MT4の「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックします。

Build600-0

「history」フォルダがあるのでクリックします。

Build600-3

デモサーバー用に使用するヒストリカルデータは「FXDD-MT4 Demo Server」に格納されています。

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2014年2月の雇用統計、荒れた展開になる可能性

2014年02月07日

本日2月7日、日本時間22:30にアメリカの雇用統計が発表されます。

今回の雇用統計に関しては、様々な意見が交錯しているようです。

これは、それだけ関連指標に不確定要素が多い証拠なので荒れた展開になる可能性もあります。

発表後には短い時間でジェットコースター相場になるかもしれませんので御注意ください。

また現在は様子見ムードが高く、市場のボリュームも薄くなっています。

こういった相場では予期せぬ値動きが出現する場面がありますので、重ねて注意が必要です。

当方の無料配布EAを誤使用の方々は、いつも同様に既存の保有ポジションの調整および、今後の発注量の調整や稼動停止などの措置をおとりください。

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2013年1月FOMC、更なるテーパリング(緩和縮小)なるか?

2014年01月29日

1/29 28:00(1/30 4:00)にFOMC結果発表があります。

前回のFOMCではテーパリング(緩和縮小)が実施されることが発表されましたが、今回のFOMCはさらに追加縮小されるかどうかが注目されています。

ここ最近、新興国懸念で相場が荒れている状態ですので、FOMC発表前後の時間帯は注意が必要です。

上値、下値ともに重さが感じられず瞬間的に大きな値動きが出る可能性があります。

当方の無料EAを御使用の方は、保有ポジションがある場合は決済、あるいはロット調整を行い、稼働中のEAはできれば停止させてFOMC後に相場が落ち着くまでは様子見したほうがよいでしょう。

仮にFOMCでの値動きがプラスに働いたとしても、それは結果論に過ぎません。

長期的なスパンで見ると、瞬間的に激しい値動きを見せるような相場では大きな損失を出す可能性が高いです。

出来る限り、リスクを避けた運用を心がけてください。

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50pips前後と極狭のボラティリティ

2014年01月25日

1/20~1/24の週は特別重要な指標発表が予定されていなかったため、1/22まではほとんど値が動かず、ユーロドルの日足ベースの平均ボラティリティも50pips前後という極狭の結果でした。

しかし1/23に発表された、中国1月HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が昨年の8/1以来の50割れを見せたことで、相場は一転してリスク回避の動きが大きくなりました。

まずは中国経済との関わりが強い豪ドルが売られ、それにつられてドル円、クロス円が円高方向に進行。

さらに同日に発表された、フランス、ドイツ両国の景気指数(PMI)が良好だったことがあり、ユーロ買いも進行しました。

結果的に1/23のユーロドルのボラティリティは170pips近くまで拡大しました。

このボラティリティの拡大は瞬間的に大きく動くようなものでなく、それなりに時間をかけ値を上げていくパターンだったため、無料配布EAにとっては良い相場になったようです。

特にProto7は1/23、1/24の両日で250pipsを超える利益を計上することができました。

この動きが今後どうなるかは分かりませんが、しばらく安定しているように見えた世界経済の動きのバランスが、少し崩れてきているような感もあります。

週末にはアルゼンチンの国債デフォルト懸念の再発を発端とした、新興国市場懸念が強まっているようで、今後は市場の動向に注意が必要になりそうです。

来週は1/29の28:00に発表されるFOMCに注目が集まるでしょう。

市場ではテーパリング(緩和縮小)が延期されるのではないかという見方まで出ているようです。

詳細については、またこちらのブログで報告します。

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リスク回避のための移動平均線

2014年01月22日

前回の移動平均線の使い方で100本移動平均線を使用してトレンドの方向と強さの見方をお話しました。

しかし100本移動平均線ではトレンドの方向と強さは判断することは可能ですが、高値づかみ(底値づかみ)のリスクを回避できないのが難点です。

そこで、別の移動平均線を利用して、このリスクをできるだけ回避する必要があります。

ではまず下のチャートをご覧下さい。

MA5-1

100本移動平均線を一気に下抜けし、強いダウントレンドが出ています。

しかしほどなくして、トレンドは終了しだらだらした持合いに変化しています。

こういった場面では、どこが底値なのか判断する必要がありますが、このチャートを見る限り判断する材料がありません。

それでは次のチャートを見てみましょう。

MA5-②

黄色の新しい移動平均線が出てきました。

これは5本単純移動平均線です。

ご覧になって分かるように、トレンドの勢いがあるうちは、ローソク足の実体(始値と終値で囲まれたボックス部分)がこの5本移動平均線を上抜けすることはありません。

しかし一旦ローソク足の実体部分がこれを上抜けてしまうと、トレンドの勢いが失われているのがお分かりでしょう。

上のチャートでは黄色の矢印、赤丸で囲った部分です。

つまり強いトレンドが出ていた場合、エントリーは5本移動平均線を上抜け(下抜け)したらエントリーしてはいけないということです。

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