GDP、予想に反して円買いが進行
2014年11月17日
本日発表されましたGDP速報値ですが、予想+0.5%に対して結果-0.4%となりました。
市場はこの結果を受けて円買いが進んでいます。
結果だけ見ると非常に悪化しているようですが、中身を見てみると少々微妙です。
懸念されていた民間消費は1兆円あまりのプラスになっています。
消費税増税前には大きな伸びを見せた民間消費ですが、それ以前は同程度の伸びでした。
今回の結果に大きく影響を与えたのは、民間在庫品増加です。
これが今回は3兆円あまりのマイナスでした。
この結果は「在庫が掃けた」とも見ることができるため、良い結果か悪い結果か判断が難しいです。
実際、民間在庫品増加は、統計ごとに大きく変化するパラメーターです。
もし民間在庫品増加が±0であれば、今回の速報値の結果は+0.6%となっていました。
ほぼ予想通りの結果です。
現状は、速報値の結果だけ受けて円買いに動いていますが、中身が明らかになるにつれドル買いに反発する可能性もあります。
市場の動向にはご注意を。
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