FOMC政策金利発表 3回連続の0.75%の大幅利上げ!

2022年09月22日

21日FRBはFOMC政策金利を発表し、市場予想どおり0.75%の利上げとなりました。今年はあと2回のFOMCが実施されますが合計1.25%ポイントの追加利上げが予想されており、少なくともあと1回は0.75%の利上げが実施されることを示唆しています。

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FOMC政策金利発表

米連邦準備理事会(FRB)は21日のFOMCで、政策金利を0.75%ポイント引き上げました。0.75%ポイントの利上げは3回連続になりますが、年内に同規模の利上げを少なくともあと1回実施し、高インフレの抑制に向けて政策金利を年末までに4.25─4.50%に引き上げ、23年には4.50─4.75%でピークに達するとの見方が示されました。

FOMC後に会見したパウエルFRB議長は、FRBは40年ぶり高水準にあるインフレ率を引き下げるという「強い決意」を持っており、「仕事が完了するまでやり続ける」「インフレ率の2%回帰を約束する」と述べました。当局は政策金利を「制約的な水準」まで引き上げ、「しばらくはその水準を維持する」必要があると考えていると述べています。

FRBが政策金利をさらに制約的にするか、より長く制約的にする必要があると判断した場合、経済が「ソフトランディング(軟着陸)」する見込みは低下する可能性が高いとも指摘。ただ、引き締め過程が景気後退につながるかどうか、景気後退がどの程度深刻なものになるかは分からないと述べまし。

パウエル氏は「われわれはインフレを克服しなければならない」とし、「そうするため痛みの伴わない方法があればいいが、それはない」と述べています。

また、今回の利上げによって住宅市場の需給バランスはより好ましいものに戻るとの見通しを提示。ただ、住宅インフレは当面かなり高止まりするとし、需給バランス改善と住宅価格の伸びをより正常なペースに戻すために「調整」を経なければならないとの予想も示しました。

一方、経済見通しは22年末で0.2%成長と鈍化を想定。23年には1.2%成長に回復するが、潜在成長率を大きく下回るとしまし。現在3.7%の失業率は今年3.8%、23年4.4%に上昇すると予想。インフレ率は25年に目標の2%に緩やかに回帰すると見込んでいます。

2022年の残り2回のFOMCで合計1.25%ポイントの追加利上げが決定されることを示唆しており、これは0.75%ポイントの追加利上げが控えていることを意味しています。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回のFOMC政策金利発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に144.2円ほどであったドル円レートは発表後144.7円まで上昇し、パウエル議長の発表後に一気に143.4円ほどまで下落。さらにそこから144円を回復する乱高下状態になりました。なお当社がリリースしている無料MT4 EAについては事前に稼働停止を周知しておりました。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では5月にかけて少しボラティリティが下落傾向にありましたが、ここ最近はまたボラティリティが上昇してきています。ユーロドル相場については3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇し現在もその上昇傾向が続いていていましたが6月に入りボラティリティの上昇も頭打ちの状態です。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。