米1-3月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値 貿易赤字が原因で前期からは大幅に減少!
29日米商務省は1-3月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値を発表し、市場予想の-1.5%をわずかに下回る-1.6%となりました。2021年の10-12月期の+6.9%から大幅に減少したのは過去最大となった貿易赤字が原因だと見られています。
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米1-3月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値
米商務省は29日に2022年1-3月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値を発表しました。前期比では1.6%減り、5月に発表された改定値の1.5%減から下方改定されています。なお市場予想は1.5%減でまた2021年10-12月期四半期は6.9%増でした。
過去最大となった貿易赤字が重しとなり、2022年1-3月期四半期はマイナス成長になりました。供給網の混乱と労働者不足が響き、企業の在庫蓄積ペースが活発だった前期から鈍化しています。
経済活動の3分の2以上を占める個人消費は1.8%増と、5月発表の改定値の3.1%増から下方改定。金融サービス、保険、ヘルスケアのほか、自動車などの耐久財の下方改定が響きました。
企業在庫は1885億ドル増と、1496億ドル増から改定。貿易、在庫、政府支出を除いた国内民間需要は3.0%増。前回発表では3.9%増えています。
企業の設備投資は5月まで堅調に推移。一方、輸出が過去最高となり、財(モノ)の貿易赤字は大幅に縮小し、また個人消費が加速し、前期の景気低迷から回復したように見えていました
ただ、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ対策のために積極的な金融引き締めを進めたことで景気後退の懸念が高まり、景気回復は勢いを失っています。
5月には小売売上高が減り、住宅着工戸数と建築許可件数も減少。6月の消費者信頼感指数は16カ月ぶりの低水準となっています。
FHNフィナンシャル(ニューヨーク)のチーフエコノミスト、クリス・ロー氏は「在庫がこれまで考えられていたよりも過剰な状態にあることが判明した」とし、第2・四半期の成長率の重しになる可能性があるとの見方を示しました。
ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、スコット・ホイト氏は「雇用の伸びは依然として力強く、投資は拡大しており、家計と企業のバランスシートは健全だ」と指摘。「第1・四半期はマイナス成長に陥り、第2・四半期に入ってからも伸びは鈍化しているものの、米経済が現在リセッション(景気後退)に陥っている公算は極めて小さい」と述べました。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回の米1-3月期四半期実質国内総生産(GDP)確定値発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に136.42円ほどであったドル円レートは発表後136.41円とほとんど相場に影響をあたえませんでした。当社がリリースしている無料MT4 EAにも影響は見られませんでした。
MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では5月にかけて少しボラティリティが下落傾向にありましたが、ここ最近はまたボラティリティが上昇してきています。ユーロドル相場については3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇し現在もその上昇傾向が続いていていましたが6月に入りボラティリティの上昇も頭打ちの状態です。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。
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