米前週分新規失業保険申請件数 予想外の増加だが継続件数は減少!

2022年05月20日

19日、米労働省が前週分新規失業保険申請件数を発表し、市場予想の20.0万件に対して21.8万件と予想外の増加になりました。一方で前週分の失業保険継続受給件数は市場予想の132.0万件に対して131.7万件と、こちらは予想外の減少になっています。この結果は現在の米国の人手不足の状況では仕事を失ってもすぐに新たな職が見つかることを意味しています。

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米前週分新規失業保険申請件数

米労働省が19日に前週分の新規失業保険申請件数を発表しました。新規失業保険申請件数は、前週比2.1万件増の21.8万件と、市場予想の20.0万件を上回り、4カ月ぶりの高水準に達しました。なお前回の20.3万件は19.7万件へと下方修正されています。

また前週の失業保険継続受給件数は2.5万件減の131.7万件となり市場予想の132.0万件を下回りました。失業保険継続受給者数は1969年12月以来の低水準となっています。この結果は人手不足が続く中で労働市場が引き締まった状況にあることを示しています。

エコノミストによると「新規失業保険申請件数が増加する一方、継続受給件数が減少していることの背景には、レイオフが増加しているものの、新たな職を簡単に見つけられるという事情がある」との見方を示しました。また「最近発表されているレイオフは、企業の採用計画の変化を示している可能性があり、注目に値する」とも指摘。「しかし足元、労働力需要は引き続き堅調のようで、供給が追いついていない状況と相まって、レイオフ件数は制限されるだろう」と述べられています。

※レイオフ=従業員を一時的に解雇することで、業績が悪化した企業が人件費の削減を行う雇用調整

一方でFRBの積極的な金融引き締めで景気減退が懸念され株価が急落する中、ウォルマートなどの一部小売業者が通年業績見通しを引き下げていることについて、コメリカ銀行(テキサス州ダラス)のチーフエコノミスト、ビル・アダムス氏は「小売業者やオンライン販売業者の雇用の伸びの鈍化につながる」とし、「株価急落で企業心理が冷え込み、特に新興企業が採用に一段と慎重になる可能性がある」と述べました。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米前週分新規失業保険申請件数および前週分失業保険継続受給件数の発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に127.7円ほどであったドル円レートは発表後すぐに下落し127.4円ほどまで動きました。その後も徐々にドル円レートの下落は続き、発表から1時間ほどのちには127.0円を伺う動きになりました。その後は徐々に値を戻し現在は127.8円ほどで、発表前よりも円安の状態になっています。。当社がリリースしている無料MT4 EAには特に影響は見られていません。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇していましたが、ここにきてその上昇も頭打ちの状況になってきております。まだ下落傾向とは言えませんが相場が材料不足になってきており、今後緩やかに下落する可能性もあります。ユーロドル相場については3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇し現在もその上昇傾向が続いていてMT4 EAにとってはボラティリティのある良い相場になりつつあります。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

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