米4月小売売上高 高インフレでも消費は強い!

2022年05月18日

17日、米商務省が4月の小売売上高を発表しました。結果は+0.9%(市場予想+0.9%)と予想通りの結果となり、自動車を除いた小売り売上高は+0.6%(市場予想+0.4%)とこちらは予想以上の伸びになりました。米国は高インフレで物の価格が上昇していますが、消費の強さは維持されているようです。

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米4月小売売上高

米商務省が17日4月の小売売上高を発表し市場予想どおり前月比0.9%の増加となりました。米国は現在、深刻な高インフレ状態ですが供給面の改善を背景に自動車の購入や外食への支出が拡大し、消費は引き続き堅調に推移しました。また自動車を除いた小売売上高は市場予想の0.4%増加に対して0.6%と予想以上の伸びとなりました。なお3月の小売売上高は当初の+0.5%から+1.4%に上方修正されています。

小売売上高とは百貨店やスーパー等の小売、サービス業の月間売上高について、サンプル調査をベースにした景気関連の経済指標です。特に年末のクリスマス商戦の結果を確認する材料として、1月に発表される数値には注目が集まります。

エコノミストによると「堅調な消費者の動向を踏まえると、米景気後退が差し迫っているという憶測は的外れのように見える」との意見が出ています。また「小売売上高が好調だったことで、成長の下振れリスクに対する懸念が限定され、連邦準備理事会(FRB)はインフレ抑制に向け利上げに注力できる」とも指摘。「ある時点で物価上昇により消費需要は減退し、インフレは減速する。ただ現時点では、名目所得の伸びなどで需要が促進されている」と述べられています。

内訳では、自動車が+2.2で3月の-1.6%らプラスに転じました。一方でガソリン価格が下落したことでガソリンスタンドの売上高は2.7%減少しました。ガソリンを除く小売売上高は+1.3%でした。バー・レストランは+2.0%増、衣料品は+0.8%、オンラインストアは+2.1%とそれぞれ増加しています。一方で建築資材・園芸は-0.1%、スポーツ用品・趣味・楽器・書籍は-0.5%と減少しています。

米金融大手バンク・オブ・アメリカによると、4月のクレジットカードとデビットカードの総支出は、前年同月比13%増えており「インフレで支出が増えているものの、消費の強さがこれを超えていることは明らかだ」と指摘しました。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の米4月小売売上高の発表時のドル円の相場の動きをMT4のチャートで確認すると、発表前に129.3円ほどであったドル円レートは発表直後に129.5円まで上昇。そのご129.8円ほどまで上昇して下落に転じました。当社がリリースしている無料MT4 EAには特に影響は見られていません。

MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇しています。ユーロドル相場についても3月に入ってからボラティリティが下降している状況でしたが、4月後半に入り少しずつ上昇がみられMT4 EAにとっては良い相場になりつつあります。どちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

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