FOMC議事要旨 月950億ドルの保有資産圧縮で合意!
6日、FRBは3月15,16日に実施されたFOMCの議事要旨を公表いたしました。そのなかで保有資産を最大で月950億ドル圧縮する案で「おおむね合意」していたことが分かりました。現在FRBはコロナウイルスのパンデミックによる経済悪化の対策で実施した大規模な債券購入プログラムによって、総額約8兆5000億ドル相当の国債とMBSを保有しており、バランスシートが膨らんでいる状況です。
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FOMC議事要旨
米連邦準備理事会(FRB)は6日に3月15,16日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表し、保有資産を最大で月950億ドル圧縮する案で「おおむね合意」していたことが分かりました。その中身は保有国債を月600億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を月350億ドル削減とのことで、3カ月、あるいは「やや長い期間」をかけ、段階的に実施する見込みです。
FOMCとは、米国の中央銀行ともいうべき米連邦準備理事会(FRB)が開く会合で、FRBの理事や地区ごとの連邦準備銀行総裁で構成されていて、米国の金融政策やフェデラルファンド(FF)レートの誘導目標を決定する最高意思決定機関です。FOMCは約6週間ごとに年8回、定期的に開催される他、必要に応じて随時開催されます。FOMCでの声明文はFOMCの開催最終日に公表され、議事要旨に関してはFOMC開催最終日の3週間後に公表されることになっています。
米国ではインフレが経済全体に広がりつつあるとの懸念が当局者の間で深まっており、金利を「中立的な位置」に「迅速」に引き上げるべきとの意見が出たことも分かりました。中立金利は2.4%前後とみられています。
今回のFOMC議事要旨によると「多くの参加者が、特にインフレ圧力が高止まりするか強まった場合、将来の会合で目標レンジの0.5%の引き上げを1回またはそれ以上実施することが適切と指摘した」とのことですが、3月の会合では、ウクライナでの戦争に関連したリスクを踏まえ、一部の当局者が0.5%ポイントの利上げを目指す考えを撤回したという情報も得られています。
今回計画されている資産圧縮は、FRBが2017年から19年にかけて行った量的引き締め(QT)のほぼ倍のペースとなり、バランスシート縮小が「十分に進んだ」後、MBSの売却を検討することが適切である点でもおおむね合意しています。
また結論は下されなかったが、議論は「大幅な進展」を見せ、早ければ5月3、4日のFOMC後に「バランスシート縮小のプロセスを開始する」可能性があるという。
なおFRBは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による経済的悪影響を弱めるため、2020年春に大規模な債券購入プログラムを開始し、バランスシートが膨らんでいます。現在、総額約8兆5000億ドル相当の国債とMBSを保有しています。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回のFOMC議事要旨公表時のドル円相場の動きをMT4チャートで見てみると、公表直後に123.8円ほどであったドル円レートは一気に123.45円付近まで35pipsほど下落、そしてすぐに123.9円付近まで45pipsほど上昇と乱高下する様子が見られました。公表後1時間後には保合い相場に移行しています。当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAについては事前にメルマガ等で注意を促していましたので、利用者の多くがMT4 EAを稼働停止されていたかと思います。今回は稼働停止を行っていなくても当社のMT4 EAに影響はありませんでした。
MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇しています。逆にユーロドル相場では3月に入ってからボラティリティが下降している状況です。ただどちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。
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