3月ISM非製造業景況指数 4か月ぶりの上昇!
5日、米供給管理協会(ISM)は3月の非製造業景気指数を発表しました。結果は58.3(予想値58.4)となり4ヵ月ぶりに上昇し支出がモノからサービスへ移行していることを示しました。ただし原材料の供給は依然としてひっ迫しており、納入までの時間は前月よりわずかに改善はしたものの納期が遅れている状況に変わりはないようです。
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3月ISM非製造業景況指数
米供給管理協会(ISM)は5日に3月の非製造業景気指数を発表し、58.3と予想値の58.4をわずかに下回ったものの4カ月ぶりに上昇しました。2月は56.5と1年ぶりの低水準でした。この結果は支出がモノからサービスへ移行していることを示しています。
ISM非製造業景況指数とは米供給管理協会(ISM)が非製造業約370社の購買担当役員にアンケート調査を実施して発表される、景気転換の先行指標といわれています。生産、新規受注、在庫、雇用などを1ヶ月前と比較して、「良い」「同じ」「悪い」の三者択一の回答を元に、季節調整を加えた景気動向指数を作成します。米経済の構造上、サービス産業の比重が増しているので、重要性の高い指標です。
今回のISM非製造業景況指数の上昇は新型コロナウイルスのパンデミック対策の規制の解除が追い風となったと考えられますが、以前から原材料の供給のひっ迫が続いており、企業は引き続きコスト上昇の問題に直面しています。
なお米政府が3月31日発表した2月の個人消費支出は、サービス支出の増加幅が過去7カ月で最大となり、モノへの支出は減少しています。
新規受注指数は60.1となり、1年ぶりの低水準だった2月の56.1から回復しました。
2月は48.5まで低下していた雇用指数は54.0と上昇しています。
労働需要の堅調さは、今月1日に発表された3月の雇用統計で確認され、非農業部門の雇用者数は前月より43.1万人増加しましたが採用増にもかかわらず、受注残の減少はほとんど進まず、依然として不足に縛られていることを示しています。
ISM非製造業の受注残指数は64.5となり2月の64.2から上昇しました。
3月の供給業者の納入を示す指数は63.4で2月の66.2から低下したものの、引き続き高い数値を示しています。納入指数が50を上回ると納入に時間がかかっていることを意味しています。前月よりは納入までの時間は改善したものの、依然として納入時間が長引いていることに変わりないという事になります。
3月の仕入れ価格を示す指数は83.8で、2月の83.1から上昇しています。これはインフレが高止まりし、FRBの積極的な対応につながる可能性を示しています。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回の3月ISM非製造業景況指数発表時のドル円相場の動きをMT4チャートで見てみると、発表前122.85円ほどであったドル円レートは発表後30分ほどで123.45円付近まで一気に60pipsほど上昇、その後もジワジワと上昇し123.65円付近で保合い相場に移行しました。当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAのいくつかはこの時間帯にポジション保有があり、その後利益確定の決済が行われています。
MT4チャートの日足でATRインジケーターを表示させてみるとドル円相場では3月末からボラティリティが一気に上昇しています。逆にユーロドル相場では3月に入ってからボラティリティが下降している状況です。ただどちらの通貨ペアでも重要指標発表時には相場が乱高下する傾向は続いておりますので、当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注意喚起しているとして注意喚起しております注目の経済指標発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。
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