2月米雇用統計発表 予想を大幅に上回る結果!
米労働省は4日に2月の雇用統計を発表し、非農業部門雇用者数が前月比+67.8万人(市場予想+40万人)、失業率が3.8%(市場予想3.9%)でいずれも予想を上回る好結果となりました。
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米雇用統計
4日に米労働省が2月の雇用統計を発表しました。非農業部門雇用者数が前月比で市場予想の40万人増を大きく超える67.8万人増となり、さらに失業率は3.8%となり、こちらも市場予想の3.9%を下回りました。この結果を受けて米経済は地政学的な緊張の高まりのほか、物価上昇や金融引き締めなどの逆風に耐えられるとの楽観的な見方が強まりました。なお1月の雇用者数の増加幅は当初発表の46.7万人から48.1万人へ上方改定されています。
また平均時給は31.58ドルで、前月比では0.0%と横ばいでしたが、前年同月比では5.1%上昇しました。
キャピタル・エコノミクス(ニューヨーク)のシニアエコノミスト、マイケル・ピアース氏は「実体経済にかなりの勢いがあることが改めて示された」と指摘し、「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを計画通りに進める自信につながる」と述べています。
労働参加率は62.3%と、1月の62.2%から上昇。ただ、経済的な事情によりパートタイムで働く人の数は41.8万人増の410万人。働き口がなくて就職を諦めた人や、正規雇用を望みながらもパートタイムで働く人を含めた、より広範な失業率は7.2%と、前月の7.1%から上昇しています。
業種別では、レジャー・接客が17.9万人増。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大で大きな影響を受けていたが、全体の伸びを牽引しています。このほか、外食が12.4万人、宿泊が2.8万人、それぞれ増加しました。専門職・企業サービスは9.5万人増、小売は3.7万人増、製造は3.6万人増、建設は6万人増。政府は2.4万人増加しています。
FRBのパウエル議長は今週の米連邦議会での証言で労働市場を「非常に引き締まっている」と表現し、3月15,16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイントの利上げを支持しました。インフレが想定通りに緩和しない場合は「より積極的に対応する用意」があると明言しています。なおエコノミストは年内に最大7回の利上げを見込んでいます。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回の米雇用統計ではドル円相場はほとんど反応せず、その後のウクライナ情勢の緊迫感から80pipsほど円高方向への動きになりました。なお当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAにも影響はありませんでした。
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