FOMC議事要旨 早期の利上げに前向き!

2021年11月25日

米連邦準備理事会(FRB)は24日、11月に行われた前回のFOMCの議事要旨を発表し、高インフレが続けば債券買い入れプログラムの縮小ペースを加速させて、迅速に利上げを実施することに前向きな姿勢が見て取れました。米国では比較的高めのインフレ状態が続いており、懸念を示している様子がうかがえます。

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FOMC議事要旨

24日、米連邦準備理事会(FRB)が前回の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表しました。内容としては高インフレが続けば債券買い入れプログラムの縮小ペースを加速させ、より迅速に利上げを実施することに複数の政策当局者が前向きな姿勢を見せていたことが分かりました。多くの政策当局者が物価上昇圧力がより長続きする可能性を示唆しており、FRB内でインフレ高進への不安が定着していることを示してします。

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議事録は「様々な参加者が、インフレ率が目標水準よりも高くなり続けた場合、FOMCは資産購入のペースを調整し、フェデラルファンド金利の誘導目標レンジを参加者が現在予想しているよりも早期に引き上げる態勢を整えるべきと指摘した」としました。

なお量的緩和の縮小(テーパリング)ペースを速めることを支持する意見が多かったことも明らかとなった。

前回のFOMCで、FRBは11月にテーパリングを開始すると決定し、資産購入を月額150億ドルのペースで縮小し、2022年半ばにも買い入れを終える見通しを示しています。

しかし、FOMC後も高インフレが続き、雇用が増加する中、一部のFRB当局者の間からは必要に応じ利上げを実施できる柔軟性を持たせるよう、テーパリングのペース加速を求める声が高まっています。

キャピタル・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、ポール・アッシュワース氏は「FOMCは、インフレ率は多少後退したとしてもかなりの期間、目標を上回る状態が続く可能性が高いという認識に明らかに気付いた」と述べています。

しかし、11月のFOMCに出席した他の多くの政策担当者は、より多くのデータが必要であるとして、より忍耐強いアプローチをなお支持していますが、全員が「長期の物価安定と雇用目標にとってリスクとなるインフレ圧力に対処するために適切な行動を取ることに躊躇しない」ということで合意しました。

過去3週間に公表された経済指標は堅調で、いずれも次回のFOMCでテーパリングのペース加速が確実に問題にあげられていることを示しています。

CMEグループのFedWatchプログラムによると、投資家は現在、FRBの翌日物貸出金利が2022年5月に上昇する確率を53%と見ており、23日の45%から上昇しました。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回のFOMC議事要旨は内容的にも市場が予想した内容だったために相場への大きな影響はみられず、当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAにも影響はありませんでした。

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