9月中古住宅販売件数 予想を大きく上回る伸び率!

2021年10月22日

全米不動産業者協会(NAR)が21日に発表し9月中古住宅販売件数は前月比+7.0%と市場予想の+3.6%を上回り、前月の-2.0%からも大幅な伸びとなりました。年率換算件数も629万戸と市場予想の609万戸、前月の588万戸を上回っています。大きな伸び率となった要因として、住宅価格のペースの鈍化や、住宅ローン金利が8月に低下したことがあげられています。

なお、当社はMT4で開発した EA(自動売買ソフト)を専門に手がけ、無料で提供している会社です。EAはパソコンの前にいる必要もなく、何の感情も介入させずに自動でFX取引を行います。FX初心者の方、パソコンの操作に不慣れな方でも使用することができますので、EAにご興味のあるかたは以下のボタンから無料EAをご取得ください

MT4 EA

9月中古住宅販売件数

21日、全米不動産業者協会(NAR)が9月中古住宅販売件数を発表しました。結果は前月比+7.0%(市場予想+3.6%)の629万戸(市場予想609万戸)と、8月の-2.0%から予想以上に増加し、ここ1年で最大の伸びとなりました。住宅価格の上昇ペースがやや鈍化したほか、住宅ローン金利が8月に低下したことが、需要に追い風となったようです。

tyuuko-20211022

一方で同時刻に発表された米9月景気先行指数は前月比+0.2%(市場予想+0.4%)と、伸びは8月+0.8%から予想以上に鈍化し今年2月来で最低となりました。

tyuuko-20211022-2 tyuuko-20211022-3

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は発表文で、「ここ数カ月に供給面で幾分か改善が見られ、9月の販売増加につながった」とし、「住宅ローン金利は来年一段と上昇する見通しで、買い手はその前に住宅を確保しようと考えるだろう。よって住宅需要は力強い状態が続く」としています。

中古住宅在庫は127万戸と、前年比で13%減。販売に対する在庫比率は2.4カ月。パンデミック前の平均は約4カ月でした。不動産業界では、同比率が5カ月を下回ると供給タイト(需要に対して供給が追い付いていない状態)と考えられています。なお購入者全体に占める初回購入者の比率は28%に低下しています。

内訳としては、一戸建ての販売は+7.7%の559万戸。コンドミニアムなど集合住宅の販売は+1.4%の70万戸。販売は全米4地域全てで増加。最も伸びたのは南部で+8.6%。このほか西部で+6.5%、中西部で+5.1%となっています。

なお中古住宅販売件数の増加を好感し米国債相場は反落しました。10年債利回りは1.64%から1.67%まで上昇。ドル買いも強まり、ドル・円は113円65銭の安値から113円82銭まで上昇しました。ユーロ・ドルは1.1645-50ドルで伸び悩んでいます。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回の9月中古住宅販売件数の発表での相場への影響は限定的でした。なお当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAにも影響はありませんでした。

最近の傾向で平常時は相場ボラティリティが低く、経済指標発表時のみ乱高下するような動きはまだ継続されておりますので当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注目の経済指標として注意喚起しております。発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

当社がMT4で開発したEAはすべて無料で提供しておりますので、ご興味のある方はブログ訪問をきっかにぜひ下のボタンより無料EAを取得されてください。

無料EA一覧