米9月雇用統計 失業率が18ヵ月ぶりに5%を下回る!
米労働省が9月の雇用統計を発表し失業率は4.8%(市場予想:5.1%)となり2020年3月以来18ヵ月ぶりに5%を割り込んだ一方で、非農業部門雇用者数は前月比19.4万人増にとどまり、市場予想の50万人増を大きく下回りました。原因としては政府部門の教育関連の雇用が一段落したため、前月から大きく減少したためと見られています。
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米9月雇用統計
8日、米労働省が9月の雇用統計を発表しました。失業率は4.8%と、市場予想の5.1%や8月の5.2%を下回り、3カ月連続で低下しました。5%を割り込んだのは2020年3月の4.4%以来18カ月ぶりとなりました。一方、非農業部門雇用者数は前月比19.4万人増にとどまり8月の36.6万人増(改定前は23.5万人増)や市場予想の50万人増を大きく下回りました。小売業(前月比5.61万人増)とレジャー・接客業(同7.4万人増)は好調でしたが、医療看護・介護サービス業(同3.76万人減)と政府部門の教育関連(同16万人超減)の大幅減少が響いたかたちです。
非農業部門雇用者数の内訳は、民間部門が前月比31.7万人増と、8月の33.2万人増(改定前24.3万人増)を下回った一方で、政府部門は12.3万人減と、8月の3.3万人増(改定前0.8万人減)から一転して大幅減少となりました。政府部門の大幅減の理由は、多くの州や市町村などの地方自治体で教職員やスクールバスの運転手、食堂スタッフなどの採用が学校再開(8月)で一段落したためです。なお州と市町村の教育関連雇用者数は前月比16.8万人減となっています。
新型コロナウイルスのパンデミック前の雇用者数は約1億5250万人でしたが、これに対し9月現在の雇用者数は1億4755万人で、なお約500万人少ない状況です。パンデミックで失われた雇用のすべてを取り戻すには月100万人ペースで増加してもあと5カ月程度を要する見通しとなっています。
労働市場への参加の程度を示す労働参加率は61.6%と、8月の61.7%を下回りました。2020年6月の61.4%以降ほとんど変わっておらず、パンデミックが始まったばかりの2020年3月の62.6%やパンデミック前の2019年s12月の63.3%を大きく下回っており、労働者の雇用市場への参加が依然として弱く、労働者不足は深刻なことを示唆しています。
賃金(平均時給)の伸びは雇用需要の拡大と労働者不足を反映し、前月比0.6%増と、市場予想の0.4%増を上回り6カ月連続の増加。前年比は4.6%増で8月の4.0%増を上回りました。
今回の発表におけるMT4 EAへの影響
今回の9月雇用統計発表後にドル円相場は一時30pipsほど下落しましたが、すぐに元値に戻りました。当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAには影響はありませんでした。
今回は相場への影響は限定的ではありましたが、平常時は相場ボラティリティが低く、経済指標発表時のみ乱高下するような動きは、まだ継続されておりますので当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注目の経済指標として注意喚起しております。発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。
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