パウエルFRB議長発言 高インフレと高失業率の改善が目標!

2021年09月30日

パウエルFRB議長はECBフォーラムで発言をおこない、高いインフレと高い失業率の解消が今後の目標であるという認識を示しました。また来年の見通しについて高成長、低失業率となり好調な年になるという見込みを述べました。

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パウエルFRB議長発言

29日、パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長は、金融シンポジウム「ECBフォーラム」で、高インフレと高止まりする失業率との間の「緊張」の解決がFRBが直面する喫緊の課題になっているとし、FRBが担う2つの責務は潜在的に相反しているとの認識を示しました。

パウエル議長は「インフレが高水準にあり、目標を大幅に上回る半面、労働市場には緩みが存在するもよう」としており、FRBの二大目標の間に生じている「緊張」の解消が喫緊の課題と強調。「今後数年の間にこの問題に対処することが最も重要な優先事項で、非常に困難な課題となるだろう」と述べました

また「現在のインフレ高進は供給上の制約と非常に強い需要が招いた結果で、全て経済再開に伴うものであり、それには始まりと途中、終わりがある」と説明。「この影響がどれほど大きくなるか、またどれほど長く続くかを判断するのは非常に難しいが、われわれは状態が元に戻り、これを乗り切るものと予想している」との認識も示しています。

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パウエル議長は、新型コロナのパンデミックが引き続き米金融政策の道筋を左右する主要因になるとした上で、コロナ感染拡大から18カ月経った今も「ワクチン接種やデルタ変異株制御がなおわれわれの最重要な経済政策であるのはもどかしい」と指摘。さらに「ボトルネックやサプライチェーンの問題が改善していないのもいら立たしい」と述べました。

ボトルネックを巡る問題は「おそらく来年も続く見通しで、インフレが予想以上長期間、高止まりする可能性がある」と予想。同時に、来年の見通しについては、「FRB当局者の間で、成長率がトレンドを大幅に上回り、失業率が現在よりも低い水準に改善する非常に好調な年になることが見込まれている」と述べています。

米金融政策については、テーパリングを開始する条件を満たしつつあるという認識を改めて示した。同時に、利上げはまだ遠いとし、FRBが金融政策の正常化プロセスを注意深く進めていると強調しています。

また米金融当局がコロナ禍による経済危機対応をやり過ぎたのではないかと問われたパウエル議長は、「過去の記録には十分に行わなかった事例が多く、ほぼ全てのサイクルで当局はダメージを過小評価し、対応の必要性も低く見積もりがちだ。今回はそれを回避したと思う」と述べました。

今回の発表におけるMT4 EAへの影響

今回のパウエルFRB議長発言では相場への影響はほとんどなく、当社がリリースするMT4用の自動売買ソフトであるEAにも影響はありませんでした。

今回は相場への影響はありませんでしたが、平常時は相場ボラティリティが低く、経済指標発表時のみ乱高下するような動きは、まだ継続されておりますので当社のリリースする無料MT4 EAをご使用の方はメルマガ等で注目の経済指標として注意喚起しております。発表時にはEAの稼働停止、事前のポジション決済を実行されることをおすすめします。

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