50pips前後と極狭のボラティリティ
1/20~1/24の週は特別重要な指標発表が予定されていなかったため、1/22まではほとんど値が動かず、ユーロドルの日足ベースの平均ボラティリティも50pips前後という極狭の結果でした。
しかし1/23に発表された、中国1月HSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が昨年の8/1以来の50割れを見せたことで、相場は一転してリスク回避の動きが大きくなりました。
まずは中国経済との関わりが強い豪ドルが売られ、それにつられてドル円、クロス円が円高方向に進行。
さらに同日に発表された、フランス、ドイツ両国の景気指数(PMI)が良好だったことがあり、ユーロ買いも進行しました。
結果的に1/23のユーロドルのボラティリティは170pips近くまで拡大しました。
このボラティリティの拡大は瞬間的に大きく動くようなものでなく、それなりに時間をかけ値を上げていくパターンだったため、無料配布EAにとっては良い相場になったようです。
特にProto7は1/23、1/24の両日で250pipsを超える利益を計上することができました。
この動きが今後どうなるかは分かりませんが、しばらく安定しているように見えた世界経済の動きのバランスが、少し崩れてきているような感もあります。
週末にはアルゼンチンの国債デフォルト懸念の再発を発端とした、新興国市場懸念が強まっているようで、今後は市場の動向に注意が必要になりそうです。
来週は1/29の28:00に発表されるFOMCに注目が集まるでしょう。
市場ではテーパリング(緩和縮小)が延期されるのではないかという見方まで出ているようです。
詳細については、またこちらのブログで報告します。
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